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これが最強のユダヤ投資法だ! なぜユダヤ人は大金持ちになれるのか 手にとるようにわかる本
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経済・金融
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第一部 マネーを動かす仕組みを知っているか?

『これが最強のユダヤ投資法だ! なぜユダヤ人は大金持ちになれるのか 手にとるようにわかる本』
[著]大井幸子 [発行]ゴマブックス


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――連戦連勝のユダヤ投資法の秘密は「金融、戦争、契約」の深い理解にあった!


2017―2018年は大激動の年になる!


 皆さん、こんにちは。大井幸子です。

 本書は、第一部と第二部の二部構成にしたいと思います。

 まず、最初に大きな枠組みをお話します。そして今後いったい何が起こりそうか、英国のEU離脱(Brexit)の問題もありました。トランプ当選以降のドル一極集中のドル高もあります。

 そういうときだからこそ、激動の時代にこれからどうやって資産を守っていったらいいかというノウハウ的な部分が大切になります。

 私は、「国際金融アナリスト」という肩書で紹介されることが多く、SAIL(セイル)という投資アドバイザー会社を経営しています。国際金融情報については、2016年12月末まで日刊工業新聞に毎週コラムを連載していました。また、GSニュースというサイトを運営しています。ニュースレター(無料と有料)では、毎週相場がこうなりそうだ、どういう方向に行きそうか、為替がどうなるか、という予測をまとめています。株式投資をされている方には参考になると思います。

 新しい時代が、すでに始まっています。私は、1985年にアメリカに留学。そして、88年に明治生命(現、明治安田生命)に就職しました。国際投資部で仕事をした後に、89年からニューヨークのムーディーズという格付け会社で働きました。当時、日本はバブルの真最中でした。


日本は新しい時代に入った!


 1989年の年明け早々、昭和天皇が崩御されました。6月には天安門事件が起きました。そしてベルリンの壁崩壊。 年末には日経平均株価が最高値3万8975円をつけました。いまとは雲泥の差です。そのとき、「世界は新しい時代に入った」と私は感じていました。

 アメリカの「一国覇権主義」がグローバル化の動きを促進し、その動きが本格的に始まったのが89年。そして、2008年のリーマンショックまで続きました。その期間中、私はニューヨークで仕事をし、グローバル化の動きを現場で実体験しました。今となっては貴重な体験です。アメリカは、この間、2度にわたる戦争と2度にわたるバブルの生成と破綻のサイクルを繰り返したのです。

 1991年には湾岸戦争が勃発しました。89年にソ連が崩壊・消滅し、今のロシアになりました。95年にマイクロソフトの「ウィンドウズ95」が世界同時発売となり、IT革命開始のベルが鳴ったのです。真新しい「ウィンドウズ95」をいち早く手に入れようと熱心な人々が徹夜で並び、熱狂する様子が、世界中の都市で見られました。この開始のベルとともに、アメリカでは「ドットコム・バブル」が起こり、1995年から2000年にかけてITバブルは世界に波及していきました。そして、アメリカがITを中核に世界経済を牽引し、「アメリカの一人勝ち」となりました。


アメリカ経済終わりの始まり?


 2000年4月にはITバブルが破綻しました。そして、悪いことが続きました。01年9月11日に、世界同時多発テロが起こりました。

 マンハッタンの金融街にそびえ立つワールドトレード・センターのふたつの100階以上の高層ビルは、ウォール街の繁栄の象徴でもありました。そこにテロリストたちが乗っ取った民間航空機が突っ込み、ふたつのタワーは崩れていきました。私は偶然にもビルが崩壊していく様子を、当時住んでいた72丁目のアッパーイーストサイドのアパートから見ていました。目の前に繰り広げられる悲劇。その時には3000人以上の方々が亡くなりました。ワールドトレード・センターには邦銀のニューヨーク支店があり、テロの犠牲となった日本人の銀行員もいました。

 2002年には、エンロン、ワールドコムの会計不正事件があり、アメリカの株式市場は大きく下げました。市場は自信を失いかけていました。02年夏を過ぎてから、イラクに大量破壊兵器があると報じられ、03年の年明けから、サダム・フセイン大統領による化学生物兵器や核兵器使用の危険性が確認されたとして、アメリカはイラク侵攻へと布石を打っていきます。

 後に、フセイン大統領による大量破壊兵器保有は実体がなかったという事実が判明しました。

 しかし、英米は2003年3月にイラク侵攻し、軍事作戦を展開し始めます。アメリカ軍は次いでアフガニスタンへも侵攻しました。2000年、01年、02年と3年続いた不況から経済を好転すべく、グリーンスパンFRB議長は金利を下げていきます。超低金利の出現によって、アメリカでは住宅バブルが始まります。イラク侵攻直後から、アメリカの景気が上向いていきました。

 このバブルも永遠には続かず、ご存知のように、2007年にサブプライムローン問題が顕著になってきます。そして、08年9月15日のリーマンショックをもって、住宅バブルは破綻し、アメリカ発金融危機で世界は大恐慌の瀬戸際まで追い込まれました。


ニューヨークで見ていた崩壊風景


 こうした次々と起こる目の前の「イベント」を、私はまさに毎日ニューヨークで肌身に感じ、リアルに体験してきました。いろいろな現実を現場で見て、考えて、私は、今はこういう時代になったのだと、21世紀の歴史的意味をまとめてみました。この超長期トレンドは三つのキーワード「金融、戦争、契約」をもってその特質をえぐるのです。その内容は、政治評論家の片桐勇治さんとの共著『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』(ビジネス社)にて、詳述しています。


すでに金融戦争のまっただ中にある!

『この国を縛り続ける金融、戦争、契約』というタイトルの中にある「この国」とは、実は日本のことです。 金融、戦争、契約に日本もまた、縛られています。そして、サブタイトルは「奇妙な対米属国「日本」の真実」です。日本は属国であり、いまでも属国かもしれません。

 その意味を考えてみましょう。

 縦軸に歴史を見ていきましょう。100年単位で「戦争」という切り口で歴史を見ていくと、19世紀は「化学」の時代でした。その象徴は、ノーベルによって発明された火薬です。火薬と戦車を武器に、地上戦が繰り広げられました。1914年に終わった第1次世界大戦は、塹壕に死体が重なる悲惨な戦いでした。

 そして、20世紀は「物理学」の時代でした。その象徴は、原子爆弾とミサイル、ロケットで、第2次世界大戦は、地上戦ではなく、空中戦でした。1945年に長崎と広島に原爆が投下され、大戦は終わりました。日本が唯一の被爆国となりました。原爆で数十万人もの大量無差別殺戮が可能になり、人類そのものを消滅させてしまう核戦争の時代となりました。

 続く21世紀は「生物学」、バイオ、ライフサイエンスの幕開けです。細胞、細菌、生命、遺伝子組換えなど、生命体に関するあらゆることが関わります。さらに、エネルギー、食料、人工知能(AI)にも波及してきます。もし次の戦争が起こるとしたら、細菌戦争になるかもしれません。ウイルスがばらまかれて、無差別にたくさんの人が死ぬという恐ろしい時代です。

 また、21世紀は「女性の時代」です。科学が発達した今でも生命体を再生産できるのは女性だけです。女性の力が見直されます。世界のリーダーを見ても、ドイツのメルケル首相、英国のメイ首相、イエレンFRB議長、ラガルドIMF理事長など優れた女性が、政治経済の中心で活躍しています。

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