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消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」
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雑学
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ルーツ(7)──広域地名

『消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」』
[著]八幡和郎 [発行]イースト・プレス


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沖縄県のどこにあるのかわかりにくい沖縄市


 沖縄県沖縄市、石川県加賀市、長野県伊那市のように、県名、令制国名、郡名など、自分の地域より広い範囲を指す地名を市町村名にするケースがあとをたたないようです。よその市町村の人にとっても、アイデンティティの源になっている地名を独占されることになるため、好ましくありません。多くの場合、裏で歴史的な地名を捨てているということでもあります。主として合併前にどんな市町村名があったかを探っていきましょう。


 県名でいえば、県庁所在地の名が市町村名に起源があるものはしかたありませんが、それを別にすると、埼玉県さいたま市、茨城県東茨城郡茨城町、山梨県山梨市、沖縄県沖縄市があります。東京都西東京市、香川県東かがわ市といった方角などをつけたものがありますし、愛知県(あい)西(さい)市は県の西部、愛媛県(みなみ)()()(あい)(なん)町は県の南部を意味します。


 さいたま市の場合は、県庁所在地とはいえ、城下町だった埼玉郡(いわ)(つき)に県庁を置くつもりで県名が決まったにもかかわらず、適当な庁舎がなかったため、足立郡(うら)()宿(じゅく)で物件を見つけて県庁としたものです。さいたま市を創設したときに参加した(うら)()(おお)(みや)()()は、いずれも()(だち)郡でした。あとから埼玉郡だった(いわ)(つき)が参加したため、完全な詐称ではなくなっただけのことです。大宮と浦和という、それほど規模の違わない町の合併で、どちらかというわけにいかなかったのでしょうが、少し安直でした。

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