『『愛する人』と結ばれる女性、結ばれない女性』
[著]井上敬一
[著] 中島孝志
[発行]ゴマブックス
相手を徹底的に承認していれば、復縁は可能
ここまで読み進めてくださった方はすでにお分かりだと思いますが、男女の別れは、「なんで俺のこと分かってくれないの?」「あなたこそなんで私のことを分かってくれないの!?」という自分の都合や感情中心のコミュニケーションによるすれ違いが原因になっている場合がほとんどです。相手のことを思いやり、承認し、喜ばせようという意識のないコミュニケーションに陥れば、二人の関係はギクシャクし始めて当然です。
私はこの本の中で、相手を徹底的に承認しろと言い続けてきました。相手をそのまま受け容れ、承認することができれば、復縁は8割成功に向かっているといっても過言ではありません。言いたいことがあっても我慢し、相手を承認し続けるなんて、奴隷のようだと思う方がいるかもしれません。
そういうときは、相手のいいなりになっているのではなく、喜ばせているのだと考えてみてください。相手を安心させ、喜ばせるコミュニケーションは、相手の幸せに繋がっています。その喜びを与えているのはあなたなのです。相手への承認は、二人の関係を好転させ、あなた自身の幸せにも繋がります。
イメージで言うと女性が男性を育て、育てられた男性が女性を守るという感じでしょうか。