『わが子が東大・京大に現役合格! 子どもの学力は12歳までの「母親の言葉」で決まる。(大和出版)』
[著]河村京子
[発行]PHP研究所
なぜ、ついマイナスの言葉を口にしてしまうのか?
前の節で、子どもが失敗したときにどうしても前向きな言葉をかけられそうもない場合、私は「しゃべらない、動かない」ようにしていたとお話ししました。
もちろん、それよりも明るく励ましたほうがいいことは言うまでもありません。
しかし、これが親にとっては難易度が高いのです。
だから、「怒る」という対応をとってしまうお母さんが最も多くなるのではないでしょうか?
この場合、励ます言葉は「プラスの言葉」、怒ってしまう言葉は「マイナスの言葉」と言えます。
何も言わないのは「プラスマイナスゼロ」ですね。
親であれば、子どもにはプラスの言葉をかけてあげたいと思っています。