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生き抜くための恋愛相談
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c o l u m n 恋愛相談ではどのように話を聞くんですか?

『生き抜くための恋愛相談』
[著]桃山商事 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:3分
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──失恋ホストの現場では、実際にどういう感じで相談に乗っているのでしょうか。

森田 どう話を進めるかは毎回手探りなんですが、基本的なスタイルとしては、前半の1時間は「相談者さんの現在地」を確定させるために質問を投げかけていく。ここは清田が主導で進めていく感じですね。

清田 どんな出来事があって、恋愛相手はどういう人で、何を感じ、何を考えているのかなど、質問しながら断片的な素材を集めていきます。それが出揃ってきたら、今度は解決の糸口を探すため、相談者さん含めみんなで話し合っていく。これが後半の1時間で、毎回このあたりから森田パートになっていく感覚があるんだけど、そのあたりはどう?

森田 そうだね。前半は話をメモしながら聞き役に徹しているんだけど、そこでずっと考えているのが、悩みの“核心”はどこにあるのかということで。これは例えば、「この問題とこの問題をごっちゃにしてるからモヤモヤするんだな」「このジレンマがあるから決断できないんだな」「ここの部分を相手任せにしているから苦しくなってるんだな」という風に、相談者さんの悩みの発生源がどこにあるのかを探るってことですね。俺としては、そこを洗い出す作業に集中している感覚があります。

清田 毎回ここに到達するまでが勝負って感じなんですが、いったん悩みの核心が見つかると、相談者さんも一気にスッキリしてくれる感じがあります。

──そう考えると、本書の回答スタイルはふたりの役割が融合している感じなんですね。

森田 そうですね。我々としては、相談者さんの悩みを読み解くためにはどちらのプロセスも不可欠だと考えています。

清田 「相談者さんの自己認識と実際に悩んでいたポイントがズレていた」なんてこともザラにあるので、とにかく話を聞いてみないことにはわからないんですよね。

──それはどういうことですか?

清田 例えば以前、社会人サークル仲間の男性に告白してフラれたという女性が相談に来たんです。当初は「今後彼とどう接すればいいか」「再チャレンジの可能性はあるか」を相談したいという話だったんですが、聞いてみると、彼のことがそこまで悩みの種になっているとは思えなかった。

森田 彼女の話にはちょくちょく転職の話題が出てきていて、どうもそこに悩みの核心がありそうだと感じたんですよ。それで話し合いを進めてみると、「転職したいけど自信がなくて踏み出せない。でも諦められない。そんな転職の悩みから逃げ込む避難場所になっていたのがフラれた彼のことだった」という構造がクリアになったんです。

──恋愛ではなく仕事の悩みだったと。

森田 最後は明るく「転職活動がんばろう!」となったんですが(笑)、最初の段階で悩みを決めつけていたら、絶対にそこにはたどり着けなかったと思います。

清田 人が何に悩んでいるかはじっくり聞いてみないとわからないなって、つくづく感じた経験だったよね。



「相談者さんの自己認識と

実際に悩んでいたポイントがズレていた」

なんてこともザラにある。



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