読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1148646
0
吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第5章 成功について ──せいの言葉──

『吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉』
[著]坂本優二 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:11分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


四三 「損か得か」よりも大切なこと


笑いは商いの源。



参考『大阪百年史』(大阪府)など



 もともと大阪には、「商は笑なり」という格言がありました。売り手と買い手、双方が笑顔になれるのが、本物の商売である、という意味です。


 高く売りつけてやろうとか、安く買いたたいてやろうとか、利益を独り占めしようとか、そういった考え方は商売の道から外れているのです。


 人を笑顔にできる商売は何かと考えたとき、せいの身近には、夫・泰三が大好きだった芸事がありました。


 それまでの寄席は、太夫(たゆう)(もと)と呼ばれる道楽人の集団が、半分趣味でやっていたようなものでした。せいはそこにチャンスを見出し、「笑い」をビジネスとして、事業化していったのです。


 当時、ほかにそんな会社はありませんでしたが、おそらく彼女の頭の中では、笑いを日本中に届けるビジョンを思い描いていたに違いありません。


 ひとりでも多くの人に、笑顔を届けたい。幸せになってもらいたい。その思いがビジネスの原点であると、せいは教えてくれます。



人を「笑顔」にすることを考える


四四 頭で考えていても何も始まらない


まず、やってみなはれ。



参考『大衆娯楽雑誌 ヨシモト』(吉本興業)



 せいは何かにつけ、「まず、やってみなはれ」とまわりを鼓舞していたそうです。


 ただ頭で考えているだけでは、何も見えてきません。どんなに大きな成功も、「行動を起こす」ことから始まるのです。


 もちろん、失敗することだってあるでしょう。しかし、その失敗から学んで、成功のタネを見つけることができればよいのです。挑戦と失敗をくり返すことで、初めて得られる発見や気づきがあります。


 やる気がないとき、何をやってもうまくいかないときだってあります。そんなときも、まず動くことで、現状を打開する道が見えてきます。動いているうちに、自然と気持ちも高まっていくでしょう。

「人生は行動。いつまで待っても最適な時期なんてやって来ない」


 せいは、こんなスタンスで人生を生き切りました。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4458文字/本文:5295文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次