「この問題を抜本的に解決するには、われわれがイニシアティブをとって、グローバルな見地から判断をくだし、顧客の方々のコンセンサスを得ていかなくてはなりません。それには一人ひとりが、リスペクトされるくらいの……」
と、難しい言葉や最新のカタカナ用語を好んで使いたがる人がいますね。しかも弁舌さわやかなリーダーといった印象もあります。
就職活動のときの面接では、面接官には年輩の人も多いのでカタカナ用語はできるだけ使わないように……と、ある大学では通達を出したそうですが、ビジネスの世界では「使った者こそ、最先端」のような意識があるのでしょうか。