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ひさしぶりの恋愛がうまくいくコツ
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4 大人の恋は「沸点低め・感度高め」がポイント

『ひさしぶりの恋愛がうまくいくコツ』
[著]野浪まこと [発行]すばる舎


読了目安時間:4分
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◆ほんとうに「いい男」は減っているのか?


 「なんだか、いい男っていないよねぇ。」

 そんなフレーズがつい口をついてしまうアナタ。


 「たまに〈いたっ!〉って思ったら、ほぼ100パー既婚者なのよねぇ。」

 こんなフレーズも続けて口をついてしまうアナタである。


 そんなアナタはこうも感じているはずだ。


 「最近、そもそも人を好きになることができない。昔はあんなに簡単に恋に落ちることができたのに……」


 その理由はなぜなのかと考えて、「やっぱり、いい男がいないからだわ」にいきついてしまいがちなアナタ。そう、アナタなんですよ。


 そんなアナタに言いたい。


 さっき書いた「ファン体質女」と基本的には同じだよ、ということを。


 何言ってんのよ、妄想だけで喜べるほどガキじゃないわよ、一緒にしないでよ! と憤慨するかもしれぬ。


 たしかに、いい男を見つけるのがうまいオンナと、いい男がいないと嘆くオンナ、一見正反対である。


 だが実は、男を見る目がとことん幼いという点では近いもんがあるのだ。


 要するに、どこかで、わかりやすい魅力を持った男ばかりを追い求めてしまう。そういう相手でなきゃドキドキすることができない。


 ファン体質女は疑似恋愛しかできず、いい男がいないわ女は恋そのものができない。リアルな恋愛ができていない点では同じなのだ。


 その原因はほんとに「いい男がいないから」なのか。

◆なかなか恋愛スイッチが入らない理由


 昔はあんなに簡単に恋に落ちることができたのに……。なぜ今は。


 そう言うからには、きっとそこそこ「いい男」と昔、恋愛関係になったことがあるのだろう。


 でも、若い時の恋というものは、案外簡単にできてしまうものなのだ。


 なぜなら互いに多くを求めないから。相手がそこにいて、自分を好きだと言ってくれる。それだけで満足できていたからだ。「あの人かっこいい!」と思った人が、そばにいればそれが恋だった。


 でもきっと大人になったあなたは、もうそれだけじゃ満足できなくなっている。


 男としての甲斐性である経済力や、育った生活レベルの近さや、出世できそうか否かや、浮気症であるかないかや、親との関係や、いろんなことを無意識のうちに男に求める。


 それはもう当たり前のことだ。大人の女性になったということだ。


 いろんな経験をしていく上で人はイヤでも賢くなるものだから。


 だけど、幸か不幸か、恋愛スイッチが入るポイントだけは昔と変わってなかったらどうなるか。


 わかりやすく魅力的な外面を持った男でないとときめけない体質だったらどうなるか。


 カッコ良くてお金持ちで仕事がデキて浮気しなくて借金ギャンブルやらなくて次男で……みたいな男でないと恋愛対象にならん、ということなのだ。


 歳を重ねるうちに知らず知らず、いい男の定義のハードルを自分で上げまくっているということなのだ。


 そりゃ絶対数は少ないわな。それにそんな有望株なら、とっとと売れてしまうわな。

 ますます数が減るわな。


 自分で自分の首を絞めているのである。そういうタチの女性が、ふと気づくといい男がいない、と感じるのも道理である。


 簡単に人を好きになれなくなるのも、これまた当然なのだ。

60度で恋と気づける女が幸せをつかむ


 そう、当然。アタリマエ。


 もう一つ言えば、ぐあーっと盛り上がれた10代の頃のピュアな感覚を、20代、30代になっても求めるとしたら、それがそもそもの間違いなのだ。


 高校の部活動、大した成績も残せなかったのになんであんなに熱中できたのか。


 負けたときなんであんなに涙が流れたのか。恋愛も同じこと。


 あの年齢であの環境だから感じることができた奇跡のような充実感。そんな瞬間が自分にあったことを誇りに思い、唯一無二のスペシャルな思い出としてとどめておけばいい。


 それを残りの人生との比較に使ったり、基準にしてはダメなのだ。


 たぶん「いい男がいない」と嘆く女性は、若い頃経験した、100度の沸騰する恋を求めてやまない人なのだろう。


 ミもフタもないけれど、大人の恋はもっと味気ない。

 もっと沸点が低い。


 いやその表現は不適当か。言い換えれば、沸騰することのない60度ぐらいの熱の中で、ゆらりゆらりと芽生えてくるもの。


 この人でいいのかな。いまいちぱっとしないな。でもなんだかときどき安らぐな。


 煮え切らない思いを抱きながら、でも、なぜか未来へと続いているような気がする細い道を見つけることができたなら、それがたぶん恋なのだ。


 60度の熱を恋と認識できるか否かが分かれ道。


 結局そのためには、大人の女としての恋愛感度を上げることが必要になってくるわけだ。


 その具体的な方法は次の項で。

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