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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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なぜか「応援される人」の習慣
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生き方・教養
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はじめに

『なぜか「応援される人」の習慣』
[著]藤崎ひろみ [発行]PHP研究所


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 まず、この本を手にとってくださったあなたに、「私を応援してくださってありがとうございます」と申し上げたいと思います。
「え? 応援なんかしたっけ?」と思われるかもしれませんね。

 私は、人を元氣にしてくれる行為はすべて「応援」だと考えています(ここで「元気」の「気」を「氣」という文字にしているのには意味があります。これについては第3章の第四条で詳しくお話しします)。

 この本を手にとったきっかけは、タイトルだったり、表紙のデザインだったり、人それぞれだと思いますが、期待なり共感なり、何かを感じたからこそ、あなたはこの本を手にとってくださったのでしょう。そのこと自体が私はとても嬉しくて、元氣のメーターがピンっと上がった氣がするのです。
「応援」は、人を元氣にするだけではありません。「応援」は、その人が本来もっている力よりも、もっと大きな力を引き出す可能性を秘めています。

 それを、私は「応援力」と呼んでいます。

 私は、あるきっかけから、人を輝かせる「応援の力」に氣づき、「応援」をもっと世の中に広めて、みんなを元氣にしたい! と思うようになりました。

 そのきっかけとはこういうことです。

 私は、長く社員教育や、管理職研修などの仕事に(たずさ)わってきました。関わった人は八〇〇〇人くらいにのぼるでしょうか。

 研修では、明確なビジョンをもち、目標を達成するスキルを学びます。研修の場では、決して他人を否定しない。その人の存在をまるごと承認することがルールです。絶対に否定されないという安心感の中にいるからこそ、人は自分らしさを出すことができ、自分の奥底に隠れていた本来の力を発揮することができます。

 研修によって、元氣を失っていた人も、見違えるように元氣になって、仕事でも成果を上げるように変わっていく姿をたくさん()の当たりにしました。そして、その面白さにのめり込んでいきました。

 企業の人だけでなく、個人にもその活動を広げたいと思い、有志たちと「ヴィクトリー・プロジェクト(以下Vプロ)」というセミナーを二〇〇八年からスタートしました。

 Vプロは、夢をかなえるためのプロジェクトです。

 少人数のグループで、自分のヴィジョンや目標を発表しあいます。起業したいという人もいれば、英語が話せるようになりたいとかダイエットをしたいとか、部屋を片づけたいなどなど、夢は人それぞれ。どんな夢でもかまいません。

 みんなの前で「いついつまでにこれをやりたい」と、自分の目標を発表し、その夢や目標に向かって自分は何をしたかを、月一回のワークショップで発表しあい、承認しあいます。

 できなかったことを、「どうしてできなかったの?」と責めることはしません。わずかでもできたことを見つけて、「がんばったね」「すごいね」と承認しあうのです。何もできなかったらできなかったで、それもOK。まだ機が熟していないのかもしれないし、それは本当にしたいことではなかったのかもしれない。行動したからこそわかることがあり、現実をありのままに受け入れ、プロセスから氣づきを得るのが基本です。

 これを約半年間、全五回繰り返すだけなのですが、多くの人が夢をかなえて卒業していきました。

 そして、あるとき、参加者の一人がこう言ったのです。
「応援ってすごいよね」と。

 Vプロの参加者はみんな、明確な目標をもち、目標に向かって一所懸命行動しています。その姿を見ていると、「すごいね」「がんばったね」という承認や励ましの言葉がおのずと出てきます。
「自分がこの一カ月取り組んだことを聴いてくれる人がいる。励ましてくれる人がいる。だからあきらめずに続けられた。夢がかなえられたのは、みんなの応援のおかげさまだ」とその人は言いました。

 Vプロでは、お互いに「応援しよう」ということをとくに強制していたわけでないのですが、参加者たちがしていたことはまさに「応援」だったのです。
「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」が行動として表れたとき、もっとも人をパワフルにします。


 ある経営者は、「応援の力」を自分の会社で試してみました。すると、後の章で詳しく述べますが、社員たちが互いに相手のよさを見つけ、肯定的な行動習慣を身につけることで、社内の人間関係がどんどんよくなって、業績にもよい影響を与えたという事例が出てきたのです。

 応援の素晴らしいところは、応援される人はもちろん、応援する人をも元氣にしてしまうことです。互いに応援しあう関係ができると、自分のことのように相手を思いやり、主体的になります。その人だけでなく、チーム全体にも活力がみなぎってきます。

 この会社の事例は、まさにそのことを証明してくれるものでした。


 あなたにもぜひ、人に元氣と喜びを与える応援の魅力に目覚めてほしいと思います。あなたの応援が、人の人生を変えるかもしれません!

 人を応援することで、あなたも元氣になり、人から応援される人になります。

 すると、あなたが今までかなえたくてもかなわなかった夢や目標に、思っていたよりもうんと短い時間で手が届くかもしれません。

 そう、応援の力が奇跡を起こすのです。

二〇一三年 五月
藤崎ひろみ
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