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(2021/11/26 追記)

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日本史・あの事件の意外なウラ事情
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歴史
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承久の乱

『日本史・あの事件の意外なウラ事情』
[著]長尾剛 [発行]PHP研究所


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鎌倉幕府は源頼朝と鎌倉武士との「義理と人情」に支えられたシステムだった。


武士の主従関係はクールでビジネスライク?


 武士の主従関係とは、どうあるべきなのか。

 これは、なかなか単純には説明できない。

 もちろんその基本は、領地の安堵、そして俸禄の保障である。つまりは、主君が家臣の土地所有権を守ってやり、働きに応じてカネを払う。家臣の一族が食っていけるようにする。家臣はそれに応えて、主君に忠義を尽くす。

 ギブ・アンド・テイクの関係である。

 だが、この“ギブ・アンド・テイク”は、果たして徹底的にクールなビジネス関係であるべきか。それとも、ビジネスとは別次元の心情的なつながりが重要なのか。そのバランスが微妙なのだ。

 よく「武士は二君に仕えず」つまり「武士たる者、損得抜きで一人の主君に生涯仕えるべきだ」なんて考えが、武士道の美徳のように思われている。でも、この“宣伝文句”は江戸時代以降のものに過ぎない。

 江戸時代は幕藩体制の確立によって、全国の武士がそれぞれ一つの主家に“永久就職”する形になってしまった。だから、そんな文句が“現状肯定の美辞麗句”として、唱えられたわけだ。

 下級武士から殿様まで“厳しい生存競争”にさらされていた戦国時代などは、たいていの武士は、仕える主君を平気でコロコロ替えたものだった。
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