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合格る思考
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教育
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00 合格る思考はどのように生まれたのか?

『合格る思考』
[著]宇都出雅巳 [発行]すばる舎


読了目安時間:9分
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◆『()()る技術』で合格できる人がいる一方で……



 本書の前作に当たる『()()る技術』(すばる舎)を出版したのは今から3年半前の2011年2月。「がんばらない勉強法」として多くの受験生の支持を受け、今も増刷を重ねています。


 この「がんばらない勉強法」の土台となっているのは、10年以上におよぶ速読の実践研究の末にたどりついた訓練不要の速読法、「高速大量回転法」と、本の〈形〉を活用して脳内テキストを作る「テキストまるごと記憶法」です。

()()る技術』では、その執筆直前にこの2つの方法によって2ヶ月で行政書士試験に合格した実践体験をもとに、具体的に私の勉強技術を解説しました。


 過去問をバラバラにすること、水性ペンを使って太く・大きく書き込むこと、買ってきたテキストの目次はすぐにイメージ化して記憶してしまうことなどです。


 その後、『()()る技術』を読んだ多くの方から、たくさんの実践報告、そして試験の合格報告をいただきました。


 これまでに私の勉強法を使って合格されたケースは、直接お知らせいただいたものだけでも、行政書士、公認会計士、司法試験予備試験、税理士、弁理士、通関士、公務員、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー、ITストラテジスト、第三種電気主任技術者、1級建築施工管理技士、東大大学院、早稲田大学、北海道大学などさまざまな試験にわたります。


 しかし、一方で「不合格でした」というご報告をいただくのも珍しくはありません。そういった方とメールやブログを通してやり取りしていると、勉強のやり方に誤解があったり、実践が続いていなかったりするケースがほとんどでした。

〈どうしたら読者の方すべてが実践し、合格という結果を出すことができるのか?〉


 私は2ヶ月間の行政書士試験の勉強の様子を実況中継したブログを継続し、「だれでもできる! 速読勉強術」ブログとしました。そこで読者のサポートとして、補足解説記事をほぼ毎日アップしたり、読者からのコメントに1つひとつ答えてきました。


◆〈速読法〉〈記憶術〉などの技術を詳しく解説しても……



 そうしてこれまでにブログにアップした記事数は1400を超えており、読者からの質問にお答えした回答も、おそらく1000を超えています。


 また書籍としても、速読法を詳しく解説した『どんな本でも大量に読める「速読」の本』(大和書房)、記憶術の実践例を紹介した『「1分スピード記憶」勉強法』(三笠書房)を出版し、さらに詳しく解説してきました。


 しかし、実践して合格する人が増える一方で、やはり実践できずに合格できない人は依然としていなくなりませんでした。


 もちろん、各人の性格、スタイルもさまざまですし、勉強法との相性もあるでしょう。ただ、『()()る技術』は試験合格のために効果的で必要なテクニックだけに絞り込んだ、本質的でシンプルな勉強法です。


 そして、これは私が実際の試験勉強で実践し、結果を出すことにこだわる中で生まれたものなので、実践したいというすべての人に、なんとか実践し、結果を出してもらいたいという強い思いがありました。


 そのため、2013年の夏から、それまではほとんど開いていなかった講座や懇親会を頻繁に開催して、多くの読者の方と直接やり取りを行うようにしたのです。


()()る人と()()らない人の違いとは?



 そうしていく中でだんだんわかってきたことがありました。確かに勉強技術の中で、私が十分に伝えきれていなかった部分もありました。そのうちの重要な技術である「思い出す」については、本書の最後に詳しく補足解説してあります。


 しかし、もっと大きな部分、勉強技術以外のものの重要性が明らかになってきました。それが本書でお伝えする「思考」、つまり、考え方です。


 たとえば、「何回、何十回、過去問を繰り返してもまったくわかるようにならない」という読者の方に、講座後の懇親会の席で過去問を読んでもらって、横で「ほんの少しでもわかったところは?」と質問すると、「まったくわかるようにならない」とさっきまで言っていた人が「○○ということならわかりましたけど……」と語り始めるのです。


 また、「目次をイメージ記憶しようと思っても、イメージが浮かばないんです」という人も、横で「どんなイメージでもいいので、何か頭に浮かんでいるものはありますか?」と質問していくと、「確かに■■というのは浮かんでいますけれど……」と答え始め、気が付けばほんの数分で20個以上の目次項目を覚えられたりしました。


 こうやって、多くの読者と生のやりとりをする中で、私の勉強法を実践できるかできないかを分けていたのは、細かい技術の話ではなく、ほんのちょっとした考え方、思考の違いであるということに気付いたのです。


◆私が独自の勉強法を生み出せた本当の理由



 もちろん、思考パターンや考え方が大事なことは以前から知っていましたし、断片的にではあるもののメルマガやブログでお伝えしてきました。


 というのも、私自身のもともとの本職は、個人やチームの考え方にアプローチし、意識や行動の変革を起こすコーチングや、セールストレーニングだったからです。


 しかし、「高速大量回転法」や「テキストまるごと記憶法」などの勉強法は、私自身が速読法や記憶術を究めてきた結果、生み出されてきたものだと考えていました。


 勉強法の中身に、セールス手法やコーチングなどの知見が影響しているのは認めていたものの、それらの要素が勉強法の実践に必要不可欠なほど重要なものであるとまでは思っていなかったのです。実際、そういった思考についてしっかり伝えていないにも関わらず、多くの読者は合格し、結果を出してきていましたから……。


 しかし、それは思考が重要でないということではありません。結果を出した人は、これまでの仕事や人生の中で、自然と「()()る思考」を養ってきた人かも知れないのです。実際、コーチングなどをすでに学んでいた人は、私の勉強法に対する理解も早く、すぐに実践し結果を出す人が多かったのも事実です。


 そこで、改めて高速大量回転法やテキストまるごと記憶法を見直してみると、そこには速読法や記憶術以外に、私が学び、実践してきたコーチング、セールスなどの考えが色濃く反映され、共通の思考が貫かれていました。


 私は気付きました。なぜ、私が速読・記憶術業界や、予備校・塾業界の人が考えもつかなかった独自の速読法・記憶術、そして勉強法を生み出せたのか。


 それは、私が誰よりもたくさんの種類の速読法を学び、実践してきた「速読オタク」だったからではなく、速読法や記憶術にコーチング、セールスなど異分野の知恵を持ち込んだからだったのです。


 であれば当然、速読法や記憶術だけでなく、コーチングやセールス、とりわけ、その考え方をきちんと伝えていく必要があります。こうして本書は生まれました。


◆7つの「()()る思考」は「()()る思考」



 本書は『()()る技術』に埋め込まれていた思考をあらためて見直し、その逆の、はまりがちな思考と対比させつつ、「()()る思考」として次の7つにまとめたものです。




 この「()()る思考」は、試験に合格するための考え方であるだけでなく、私がコーチングやセールスを学び、実践する中で得た、成功する経営者やマネジャー、トップセールスなどに共通す合格る思考をまとめたものでもあります。彼らは、目標を達成する力にすぐれています。ですから、()()る思考」は、「()()る思考」でもあるのです。


◆「()()る技術」と「()()る思考」は車の両輪



 先にも述べたとおり、私の勉強法である「高速大量回転法」、「テキストまるごと記憶法」など、『()()る技術』で紹介したさまざまな技術・テクニックには、この「()()る思考」が埋め込まれています。


 このため、私の勉強法を実践していけば、()()る思考は自然と身に付いていきます。実際、私の勉強法を実践された方は、それが単なる勉強や読書にとどまるものではなく、仕事や生活全般にわたって大きな影響を与えていることを口にされます。


 しかし、これは「私の勉強法を実践していけば」の話です。()()る思考の多くは、普通の人の日常思考とは真逆であり、その多くが本能に逆らうものです。このため、私の勉強法を実践しようとすると、思考レベルで反発が起きて、実践できなくなりやすいのです。


 逆に言えば、「()()る技術」などの私の勉強法を知らなくても、本書で紹介していく「()()る思考」に基づいて勉強していけば、自然と私の勉強法に近付いてくるでしょう。


 つまり、()()る技術」を実践すれば「()()る思考」にシフトする()()る思考」にシフトすれば「()()る技術」を実践できるということです。大事なことは、鶏が先か卵が先かではなく、とにかくどちらかを走らせることなのです。


 本書、『()()る思考』は「()()る技術」をどうしても実践できなかった人にとって、前に進むための大きなきっかけになるでしょう。


 そして、「()()る技術」を実践してきた人にとっては、さらにその実践を加速させ、一気に「()()る思考」へとシフトさせるでしょう。


 本書ではじめて私の勉強法に触れる人にとっては、これまでの勉強の常識を打ち破る、「合格するための勉強」への入口となります。


 ぜひこの「()()る思考」を身に付けて、目指す試験にパパッと合格し、その先の夢、目標を実現していってください!

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