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夫婦の断捨離
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生き方・教養
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1 不機嫌なままの毎日でいいの?

『夫婦の断捨離』
[著]やましたひでこ [発行]すばる舎


読了目安時間:5分
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◆夫婦で断捨離? 夫婦の断捨離!


『夫婦の断捨離』。これは、この本のタイトルです。

「夫婦で断捨離」ではありません。


「確か、断捨離って、モノを捨てたり片づけたりすることだから、パートナーと一緒に家の片づけをしましょうということ?」



 と、思われた方、きっといるでしょう。


 でもこの本は、単に夫婦で片づけすることを推奨する本ではありません。


「え、じゃあ、夫婦の何を断捨離するの?」



 と、思われた方にお伝えします。


 断捨離とは、ごきげんで暮らすためのツールです。単にモノを捨てる技術でもなければ、収納のテクニックでもありません。毎日をどうやってごきげんに過ごすかに焦点を当て、モノの片づけを通してそれを実現させていくものです。


 誰だって、毎日をごきげんに暮らしたい。キレイな家で、すがすがしい空気が流れ込む快適な部屋で、ニコニコしながら過ごしたい。


 でも、家には夫も子どももいる。皆、好き放題に散らかし、片づけても片づけてもいい状態が保たれない。ブツブツと不満を口にしながら散らかしたモノを拾い、イライラしながら掃除機をかける。


「なんで私ばっかり? もう疲れた!」



 そう言いたくなっちゃいますよね。


 そのときの鬼のような形相。それがまさに不機嫌です。


 自分がそんな顔をしてしまっていることにすら、気づいていない方もいるでしょう。結婚生活って、そんなものだとあきらめ半分にぼやく方もいますね。もちろん、私にも同じような経験があります。


 でも、私たちは、不機嫌になるために生きているわけではないはず。


 不機嫌が当たり前の結婚生活を送りたかったわけではないはず。


 それなのについ忘れてしまって、ごきげんから遠ざかってしまうんですね。


 そんな毎日を変えませんか。その問いかけが、「夫婦の断捨離」なのです。


◆快も不快も積み重なる夫婦関係だからこそ



 私たちは、いろんな人間関係の中に生きています。その中でも機能不全に陥ると困りものなのが、身近な人間関係です。


 まず、親子関係がそうですね。


 それから、夫婦関係。


 子どもとの関係もそう。


 この中で一番深刻なのは、どれだと思いますか?


 親との関係は、そう簡単に切れない。もちろん、いろんな形の親子があると思いますが、世代間の価値観のズレとして折り合いのつけ方もある。


 子どもはどうだろう。問題が起こると、軋轢は大きいかもしれないけど、かわいい存在には違いないでしょう。


 では、夫は? 妻は? 


 当たり前のことだけど、夫婦関係というのは毎日続くもの。相手に対する不満や愚痴が出てこないときはいいですね。幸福感に浸っていられます。でも、「あれ?」「なんで?」「どうしてよ!」ということも次々と起こってくる。


 家事の分担しかり。


 子育ての分担しかり。


 そして、家計のやりくり。


 さらに、親や親戚とのお付き合い。


 何もかも思いどおり、というわけにはいかないのが結婚生活です。


 そうなると、口から出てくるのは不満や愚痴ばかりになってしまいます。


 つまり、快も不快も積み重なっていくのが夫婦関係です。


◆きっかけは、ほんの小さなこと



 でも、そうした愚痴や不満のオンパレードは、何も特別な大事件が起こって始まるとは限らない。むしろ誰にでもある、ごく普通の日常の場面がきっかけだったりするんじゃないでしょうか。



 例えば、こんなことってあると思います。


 家をキレイにしようと、妻が本であふれる本棚を思い切って片づけた。


 要らない本を捨て、スペースができ、快適になった。


 でも、気づいたら、その空間へ夫がすぐに自分の本を置いてしまう。


「せっかく私が片づけたのに!」



 二人で選んだ素敵なソファは、最近いつも洗濯物が陣取っている。


 共働きで夫婦どちらも忙しく、疲れて帰宅したとき、自分たちのパンツや靴下が目に入るのはいい気分ではない。


 だから、洗濯物をたたまなきゃと思うけど、疲れて身体が動かない。夫も気づいているはずなのに、全く協力する気配はない。


「はい、はい、私がやればいいんでしょっ!」



 子どもが、遊んだおもちゃを散らかして片づけない。片づけの習慣をつけさせたいと思っているけど、なかなかうまくいかない。週末こそ、夫にお願いして、おもちゃの片づけを教えてもらおうと思ったら、子どもとさんざん遊んだ後、散らかった部屋で二人揃って昼寝。


「まったく、あなたも私の息子のつもり!?」



 今挙げたこと、どれも「ちっちゃなこと」です。


 でも、そのちっちゃなことが日々積み重なっていくと、イライラが募り、それはそれは大きな負のエネルギーとなります。つまり、ちっちゃなことが、不機嫌な毎日への入口になっているのです。


 好きで一緒にいるのに、不機嫌になる。


 不機嫌な自分がイヤで、ますます不機嫌が加速する。


 パートナーとの関係というのは、もちろん幸せをもたらすものであるけれど、毎日当たり前のように続いていくだけに、実は自分の親や子どもとの関係以上にやっかいでもあるのです。


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