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たった一つの自信があれば、人生は輝き始める(きずな出版)
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生き方・教養
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『たった一つの自信があれば、人生は輝き始める(きずな出版)』
[著]有川真由美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:7分
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あなたは、いまの自分に自信がありますか?



 この本を手に取ってくれたあなたはとても謙虚な人で、

「いえいえ、自信なんてないです……」


 と言っている人ではないでしょうか。そして、

「でも、できることなら、自信をもてる人になりたい」


 と思っている人ではありませんか。


 そんなあなたの気持ちに応えるために、この本はあります。



 じつは、私も「自信なんてない……」と思っている一人でした。

「自信なんてなくてもいい。生きているだけで」


 そんなふうに開き直っているところもありました。


 いまも、自信満々というわけではありません。


 でも、小さな自信をもったことから、毎日が楽しくなり、いろいろな希望をもてるようになり、そして、自分で人生を切り開いていけるようになりました。


 自信のないままの自分だったら、いつもあきらめてばかり、まわりに流されてばかりの人生だったでしょう。


 あなたにも、この不透明な時代を明るく、楽しく、しなやかに生き抜いていくために、たった一つのことでいい、自信のあるものをもってほしいと思うのです。


 たった一つの自信があるだけで、「私にもできるんじゃないか」という可能性がぐんぐん広がり、堂々と人と接することができるようになり、人生は輝き始めるからです。


優等生なのに自信がもてないのはなぜ?



 管理職やリーダーに(ばっ)(てき)されるというとき、それまで、そうなることをなんとなくイメージしてきた男性たちが「はい、がんばります!」と喜ぶのに対して、女性がいちばん多く口にするのは、次のひと言だそうです。

「私に務まるでしょうか?」


 つまり、自信がないのです。


 従来の男性リーダーの姿と照らし合わせると、「私には足りないものがある」「あんなにがんばれない」「しかも女性だし……」などと思ってしまうのでしょう。


 自信のない人は、「自分はできる」というイメージが描けないのです。


 また、いろいろなことができて、礼儀正しく、性格もいい優等生タイプの女性にかぎって、自信をもてていないことがあります。そつのない仕事ぶりをほめても、「いえいえ、私なんか全然できていないです」と、“自己肯定感”が低いのです。


 自己肯定感とは、自分のことを「価値がある」「大切である」と肯定する感情のことです。謙虚さもあるでしょうが、それを差し引いても、「もっと自信をもてばいいのに」と思うことが少なからずあります。


 おそらく、「自信がない」というのは、「できていないところがたくさんある」ということなのでしょう。がんばって、がんばって、さまざまなことをきちんとしようとしても、不足な点は次から次に出てきて不安から抜け出せない……。


 優等生タイプの人は、「できないこともある自分」が認められないのではないですか?


 どんな人でも、「私って、どうしてこうなのか」と自信をなくすことはあります。


 これは、私たちの育ってきた教育環境も影響しているかもしれません。


 子どもにとって、いちばん明確な価値基準になるのは、まわりの子どもとの比較です。


 (すぐ)れている人を見て「自分はダメだなぁ」と思った経験は誰でもあるはずです。


 勉強ができても、体育はまったくできなくて(または、その反対で)、「なんでほかの人みたいにできないんだろう」と、自分が嫌になることもあったかもしれません。


 そんなふうに「人と同じようにやらなければ」「これもあれもできなければ」というプレッシャーが無意識に染みついてしまっているのです。


 私たちは、つねに社会から、たくさんのものを要求されて生きています。


 日々の生活は、やるべきことで、がんじがらめになっている状態かもしれません。


 そんなまわりから求められる(と感じる)“理想”に、自分を当てはめようとしていたら、“現実”の自分に不信感をもつのは、あたりまえなのです。「理想の自分」と、そうなれない「現実の自分」のギャップが、私たちから自信を(うば)っていくのです。


そもそも、自信って何?



 それまで自信のなかった人が、自信をもったことで、まるでさなぎから蝶に変わるように、明るく積極的になることがあります。


 たとえば、学生のころ、引っ込み思案で地味で目立たなかった人が、念願の仕事に就けたことから、服装や話し方まで洗練されていくことがあります。


 きっと「あこがれの場所で働く自分」に自信をもったのでしょう。


 また、これまで女子会で愚痴ばかり言っていた人が、恋人ができたことや、結婚したことで、気持ち的に余裕ができて、やさしく穏やかになることがあります。


 きっと「愛されている自分」に自信をもてるようになったからでしょう。


 何かのスキルを身につけたり、大きなことをやり遂げた人が、さらに何かに挑戦しようとすることがあります。


 きっと「何かを達成できる自分」に自信ができたのでしょう。


 たった一つ、自信をもつだけで、人は自然に、鮮やかに変わることができるのです。


赤ちゃんは100%自信をもっている



 私たちはよく、「もっと自信をもちたい」「もっと自信があったら……」というように、自信は(かく)(とく)するもののような言い方をします。


 でも、自信というのは、誰もがもともともっているものです。


 幼い子どもは、自分のことを100%、信じています。

「もしかしたら、歩けないかもしれない」「しゃべれる自信がない」とは思わないでしょう。当然のこととして、立ち上がって歩こうとしたり、しゃべろうとしたりします。


 たとえ、なんらかの理由でそれができなくても、それを自然に受けとめて、自分のできることを探して楽しもうとします。


 自信とは、「ありのままの自分」を信じて生きていこうとする力でもあります。


 だんだん自信をなくしていくのは、自分の価値を評価するようになるからでしょう。


 自分の欠けている部分に意識を向けていると、どんどん自信がなくなっていきます。


 しかし、「(おと)っているところもあるけれど、優れているところもある」「できないこともあるけれど、できることもある」と、自分のもっているものに目を向ければ、自信を奪われることはありません。自分なりの可能性を見つけて生きていこうとします。


価値がない人なんて、いない


「私には特別なものはない」「優れているところはない」と言っている人でも、かならず、恵まれているところ、人にほめられるところがあるはずです。


 もしくは、ひょんなことから「自分にもできる!」「いけるじゃないか!」と自信をもてる瞬間があるでしょう。


 そんなところに、まず自分自身が気づいて、生かしていってほしいのです。


 誰もが自信をもちたい、輝ける自分でありたいと努力をしますが、大切なのは、努力の方向です。


 欠点を埋める努力をするよりも、長所を伸ばす努力をしたほうが、自信になります。

「やるべきだと思っていること」を(いや)(いや)やるよりも、「やりたいこと」を楽しんでやっているほうが自信になります。たくさんのことをやろうとするよりも、一つのことを丁寧にやったほうが自信になります。


 自信をもつことは、他人やまわりにむやみに合わせようとすることではなく、「自分は自分」「私にもできることがある」と、自分のなかの価値に目を向けること。


 そして、そんな自分と、まわりを調和させていくことです。


 あなたが自信をもつための小さな種は、すぐ近くに隠れているかもしれません。


 誰でも、自信をもつことはできるのです。


 それでは、どんなふうに自信は生まれて、それによって人はどんなふうに変わっていくのか、そんなところからお伝えしていきましょう。


有川真由美

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