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「報連相」の基本&実践力がイチから身につく本
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常識1 言葉にしないと伝わらない!

『「報連相」の基本&実践力がイチから身につく本』
[著]野口さとみ [発行]すばる舎


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職場で働く人の考え方は全員違う

 職場で働く人には、いろいろな人がいます。春に入社したばかりの新人から、勤続40年で定年間近なベテラン社員、自分のスキルを頼りに多くの会社を渡り歩いてきた人など、そのバックグランドは1人として同じではありません。

 性別も違いますし、年齢や性格、知識の量や能力も千差万別でしょう。こうしたさまざまな人たちが、異なった環境で育ち、それぞれの人生の中で異なった経験をしながら、今は偶然にあなたと同じ職場で働いているのです。

 また、組織の中での地位の違いも見逃すことはできません。会社という組織の中では、上司と部下という上下関係がありますから、お互いの立場は異なりますし、責任の重さも変わってきます。

 こうしたさまざまな違いによって、あなたを含めて職場に働く人全員は、それぞれ考え方や物ごとの捉え方、いわゆる「価値観」が異なります。



 物ごとの判断基準となる「常識」が、個人個人でまったく異なるのだと言い替えることもできるでしょう。同じ情報や物ごとに接しても、ほかの人があなたと同じ反応をするとは限らないのです。

言葉にしたことしか伝わらない

 ところが、多くの人はこの点を完全に忘れています。

 各個人の価値観や常識が違うことは何となくわかっているのに、「自分が考えていることは、詳しく説明しなくてもわかってもらえるだろう」とみんなが考えています。ときには、「伝わらないなんてあり得ない」とさえ思っています。

 でも、これらは単なる願望にすぎません。

 ビジネスにおけるコミュニケーションでは、相手にしてほしいことや、考えたこと、伝えなければいけないことなどは、すべて口から出したり、メールに書いたりして、言葉にしなければ相手には伝わりません

 相手の気持ちや考えを察するということも、ないわけではありません。でも、家族や友人など、部分的にでも同じバックグランドを共有している人との間ならともかく、さまざまな人々が働く職場でそれを期待するのは無謀です。

 あなたの頭の中にある情報を言葉にして、ほかの人と共有すること。

 報連相のみならず、すべてのコミュニケーションの基本はここにあります。

 今、多くの企業で職場が没コミュニケーション化しているのは、この基本を忘れている人がものすごく多いからです。
「こんなことを言ったら嫌われてしまうんじゃないか」とか、「これを書いたら図々しく思われるかな」とか、いろいろと考えることは決して悪いことではありません。でも、頭の中でどれだけ考えていても、相手に伝わるのは言葉にしたことだけです。

 言葉にすることが、コミュニケーションの大前提です。これから報連相について学んでいくために、まずはこの前提を覚えておいてください。


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