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「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本
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1 まったく新しい会議手法「会議ファシリテーション」

『「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本』
[著]釘山健一 [発行]すばる舎


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不満だらけの会議に風穴をあける「合意形成型会議」
「なんでうちの会議はこんなに長いんだ!」
「無駄な会議が多すぎる!」
「どうせ意見を言っても変わらない!」
「現場を知らないやつが何言ってるんだ!」
「何を言っても社長のひと言で決まるんだ!」


 日本中から会議の不満の声が聞こえてきます。

 会議がいくらたくさんあっても、いくら長くても、効果があれば我慢できます。ところが、実際はせっかく決めたことが実行されないことが多いのですからたまりません。

 なぜ、人は会議で決めても実行しないのでしょうか?

 それは、会議の参加者が決定したことに「納得」していないからです。会議終了後、会議室の廊下では「まあ、会議ではああ決まったけど、現場は現場でやっていこう」という会話が交わされることが日常です。決まったことに納得していないのですから、実行しなくて当然です。

 このあたりまえのことが、今までの会議では無視されていました。「会議は、とにかく結論を出すことが最も大切だ」と考え、参加者の「納得」を得ることよりも、「結論」を決めることが最優先されてきました。つまり、参加者の十分な納得がなされないまま決定されていたのです。

 そこで登場したのが、会議の目的を「決める」ことから「参加者が納得する」ことに変えた会議「合意形成型会議」です。

 そして、その合意形成型会議の進行役(今まででいう議長のこと)を「ファシリテーター」といい、そのスキルを「ファシリテーション」と言います。

 会議の目的を「納得」することに変えることで、会議は見違えるように変わります。そして、「結論を出せばいい」ではなく「どのように参加者の合意や納得を得るか」と考えるとき、今までの会議とまったく違う会議のやり方が見えてきます。

思いを十分に吐き出せる「自由な雰囲気」をつくる技術

 さて、「会議の進行役」というと、みなさんは「ファシリテーションは意見を整理する技術」と思いませんでしたか? 会議の進行役ですから「意見を整理するのが仕事」と考えるのは“今までなら”当然のことです。

 ところが、ファシリテーターは違います。

 もともとファシリテーションとは「参加者の合意を図るスキル」として生まれました。
「意見を整理する」というのは「合意」を図るためのひとつの手段に過ぎないのです。つまり、「合意」を図るための技術として他にもいろいろな技術があるということです。

 ですから、例えば、意見を整理する手段のひとつとして代表的な「ロジカルシンキング」という論理的にものごとを考える思考法がありますが、こればかりを学んでも会議の参加者を合意にもっていくことはできません。

 では、合意を図るにはどうしたらいいのか?

 それは、できるだけたくさんの意見を引き出すことです。



 思いを十分に語ることにより合意が生まれるからです。

 参加者の合意を図る基本は、活発な発言にあります。そして、活発な発言が出るためには「自由な雰囲気」が必要です。

 今までの会議のように緊張感で満ち溢れた会議では、自由に意見は出ません。したがって、ファシリテーターのスキルには「自由な雰囲気をつくる技術」も必要ということになります。

 また、後ほど詳しく説明しますが、合意形成型会議の場合、ファシリテーターは極力、意見の整理をしないほうがいいのです。ファシリテーターが整理するのではなく、できる限り、参加者自身に出された意見の整理をさせる、それがファシリテーターの仕事です。

 つまり、ファシリテーターとは「結論を出す会議」ではなく、「合意を図りながら結論を出す会議」の進行役のことを言うのです。

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