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「つらい気持ち」をためこまない! 50の方法
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生き方・教養
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1 気づかない間に、いろんなことを我慢していませんか?

『「つらい気持ち」をためこまない! 50の方法』
[著]土沼雅子 [発行]すばる舎


読了目安時間:4分
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◆どう思われるかが気になって、自分の意見を言えない


 「この仕事、お願いしてもいい?」


 「来週のシフト、私と代わってくれない?」


 「週末、予定を空けてくれない?」


 「△△を貸してくれない? すぐ返すから」


 「ごめん、また遅刻しちゃった。だいぶ待った?」


 このように、仕事でもプライベートでも、何かのお願いをされたり、意見を聞かれたり、同意を求められたりする場面は多々あるものです。


 ときにはこちらが何かをお願いする立場になることもあるでしょう。


 こうしたときに、

 「角が立つようなことを言いたくない」

 「たいしたことでもないから黙っていよう」

 「自分が我慢すればいい」


 こんなふうに考えて、本当は答えが「ノー」「できない」であっても、「いいよ」「できます」と言ってしまう。


 別の意見があっても、「そうだね」と答えてしまう。


 あるいは伝えたいこと、わかってほしいことがあっても言い出せない。すぐに意見を引っ込めてしまう。

 こうしたことはないでしょうか。


 自分の考えや意見を言わないことぐらい、誰もが経験しているかもしれません。

 でも、それが習慣化してしまうと、いろいろな気持ちや思いが心の中にたまっていきます。


 こうして、心がどんどん重くなっていくのですね。

◆何でも「はい」と言ってしまう


 それは、私がかつて経験したことでもあります。


 私はもともと、自分の気持ちを抑えて、相手の反応に合わせる非主張的なタイプだったので、毎日のように気持ちをためこんでいました。


 20年以上前の話になります。

 職場で仕事を頼まれると、なんでも「はい」と言って引き受けていました。


 すべてを「できません」などと断るよりはいいのでしょうが、「やりとげられるかわからなくて不安だな」「心配だな」「誰かの助けが必要だな」こんな思いがあったとしてものみこんで、1人で背負い込んでしまったのです。


 その結果、仕事がどんどん増えていき、ちゃんとこなせるはずの仕事まで、手つかずの状態になったり、うまくいかなかったりする悪循環に陥ってしまったのです。


 しだいに、仕事を頼んでくる人たちに対しても、苛立ちや不満を感じるようになり、トゲトゲしい態度で接することもありました。


 残業が増えると、家庭生活にも響きます。

 しかし、「家事をおろそかにしてはいけない」、そう思っていたので、どんなときも弱音をはかず、ただ黙々とこなしていたように思います。

◆心が疲れて、イライラも募り……


 いろいろな思いをのみこんで、自分をムチ打つ日々を送っていると、しだいに心が疲れていき、「些細なことでも一大事」だと感じるようになっていきます。


 小さなミスでも自分をとがめたり、ふがいなさを感じて自己嫌悪に陥ったり。


 自らを追いつめていくうちに、心はギスギスして余裕がなくなっていきます。


 いつもなら解消できていたさまざまな思いが、怒りに変わっていきました。


 周りの人との関係にも影響が出始め、ちょっとした行き違いが、トラブルに発展しそうになることもありました。


 このままではいけない。でも、どうしたらいいかわからない。

 そんな焦りや不安でいっぱいでした。

◆自分の気持ちを抑えこまないために


 そんなとき、出会ったのが自分の気持ちを伝える方法、「アサーション」です。


 この方法を学んだおかげで、「自分の気持ちをのみこまなくていい」「自分の考えや気持ちを率直に伝えてもいい」ことを知りました。


 「意見を伝えることに罪悪感をもつ必要がない」ということもです。


 「アサーション」をひとつずつ身につけていくことで、自分の気持ちを抑えこむ場面が減っていきました。


 同時に心にたまったモヤモヤ、ウツウツした感情を解消していく方法も身につけました。


 言いたいことを我慢していたときよりも、はるかに生きやすくなり、人間関係も改善していったのです。


 こうして、ストレスだらけの毎日にピリオドを打ち、本来の伸びやかな自分を取り戻すことができたのです。


 気持ちを抑えこまずに表現していくことで、人間関係も生き方も変わっていきます。


 この「アサーション」については3章でわかりやすくお伝えします。


 私自身、アサーションの他にもさまざまな心理療法と出会い、試しながら、自分自身の心を見つめてきました。


 本章ではまず、「自分がどのような気持ちをためこんでいるのか」「どうしたら気持ちをためこまずにすむのか」について見ていきます。
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