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トップになる人のためのプロフェッショナル仕事術
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1 チャレンジ精神なくして成功はない!

『トップになる人のためのプロフェッショナル仕事術』
[著]安恒理 [発行]すばる舎


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◆失敗を恐れない積極姿勢こそが〈新しい道〉を切り開く


 ある上場企業の社長に、〈最近の若者の気質〉について感想を伺いました。

 「今の若い社員に共通して言えることだが、自分が最後まで責任をとらなければならないような仕事をやりたがらない。上から指示されたことはそつなくこなすが、新しいことを自ら挑戦しようとしない。

 冒険心、チャレンジ精神に欠けるんです。たとえ失敗に終わっても、チェレンジ精神で前向きに仕事に取り組む姿勢がほしいですね」


 堀場製作所の元社長、堀場雅夫さんも、大嫌いな社員のタイプとして、具体的に「上司が命じた仕事に対して、『やったことがないので、できるかどうかわかりません』と平然と答える人間」と言っています。


 トップや上司にしてみれば、たとえ未経験でも、部下に新しいことをやらせようとチャンスを与えているのです。つまり、失敗しようが、とにかく部下の挑戦する気概に期待しているのです。あるいは「何とかしてくれるのでは?」と期待しているのかもしれません。


 この期待に対して、責任回避の逃げ腰姿勢であったなら、トップや上司としてはガッカリということになります。成功をつかむには、失敗を恐れずに挑戦し続けることが重要なのです。これは、会社の仕事に限らず、自ら起業するときも同様です。

◆起業の決め手は〈ワクワク感〉を共有できていないと感じた瞬間


 ベンチャー企業のサイボウズを立ち上げ、会社設立から4年7カ月という史上最短で東証(マザーズは除く)に上場させた高須賀宣さんは、松下電工という大企業を辞めて挑戦した人物です。


 高須さんが会社を辞めようと思ったきっかけは、

 「ある新規事業について、役員会でプレゼンテーションを行なったときです。そのプレゼン自体はうまくいき、新規事業は了解を得ました。しかし、私の伝えたい内容が伝わっていないような気がしたのです。

 役員の方々は、私よりはるかに優秀で経験豊富ですが、〈ワクワク感〉を共有できていないと感じました。『世代のギャップ』かもしれません。

 たとえば、私が想像する『SFの世界』を共有したいのに、できない感じがしてもどかしかったんです」


 そして、高須さんは〈ワクワク感〉を感じたいために会社を辞め、起業を決意します。高須さんは言います。

 「経験が増えてくると、これまでの経験の範囲の中で仕事をしようとし始めます。でも、他人と違ったことにチャレンジして、失敗したら別の方法を探ってまたチャレンジをしなければ、成長はありえません

◆「変革しないリスク」を自覚する


 「現状に満足していることにはリスクが潜む」と断言するのは、楽天の社長、三木谷浩史さんです。三木谷さんは、日本興業銀行という誰もがうらやむ大企業に勤めていたにもかかわらず、楽天を起業します。


 「銀行を辞めるとき、『大企業を辞めたら地獄に堕ちる!』と脅されました。でも、そんなことはありませんでした(苦笑)」

 三木谷さんが起業した楽天は、たちまち急成長します。

 その秘密は、革新的な事業を、想像を上回るスピードで展開していき、常に企業内に変革と進化を求めているからです。


 「仕事が安定してくると、変えたくなります。ビジネスは絶えず進化が必要です。現状で進めば、半年後や1年後にはダメになると見ています。変革を実行するにあたって、リスクとメリットは考えますが、変革のリスクは意外に小さい。変革しないリスクの方がよほど大きかったりします。

 潜むリスクを、しっかりと見極める時代が来ているといえるでしょう」


 星野リゾート社長の星野佳路さんも、現状に満足することのリスク、そして、チャレンジし続ける重要性を次のように語っています。
『失敗は成功の母』ならぬ『成功は失敗の母』ですから……。現状に満足すると、すぐに顧客満足に跳ね返ってきて、利益に悪影響が出ます。変革の手を緩めず、顧客の信頼を損なわないようにしなければなりません」


★変革のリスクは意外に小さい。

 むしろ、「変革しないリスク」の方が大きい。
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