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瞑想セラピー
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生き方・教養
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第1章 心に過去も未来もありません。あるのは今この瞬間だけ

『瞑想セラピー』
[著]大久保雅弓 [発行]すばる舎


読了目安時間:18分
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1 あなたの不安やイライラにはそれを引き起こす種が必ずある
◆親に叱られてばかりの幼少期

 あなたが不安になったり、イライラするのには必ず理由があります。誰かがこう言ったからとか、誰かがそうしたからとか、そういことではありません。

 それは、あなたの心の中にあります。すべての人が同じことで不安になったり、誰かの行動でイライラしないのはそのせいです。

 私自身、幼い頃、「幸せになってはいけないのではないか」と不安でした。なぜ自分が幸せになってはいけないと思ったのか、当時はわかりませんでした。ですが、成長するにつれてその思いは一層強くなっていきました。

 楽しく過ごしていても、いつもどこかで不安を感じていました。幸せな出来事が起きるたびに、この幸せは(いつわ)りで、いつかしっぺ返しのようなことが起こるに違いないと思っていました。

 原因は、「可愛げがない」、「あなたは何をやってもダメな子」と物心がついた頃から親に言われ続けてきたからです。

 親に()められたことはほとんどなく、叱られてばかりでした。長女であったため、しっかりとしなくてはなりませんでしたし、甘えたり弱音を吐きたくても、それが受け入れられることはありませんでした。

 いつしか私は、人を頼ったり甘えたりすることを(あきら)めました。

◆「自分はダメな子」が決定的に〈生〉に振り分けられる

 そして、小学生のときに友達が作れず、軽いいじめにあったりしてとても孤独だったため、「自分はダメな子で、いらない子なんだ」ということが決定的に「生」に振り分けられたようです。

 そうなると、私は生きるためにダメな子で可愛いげのない子にならなくてはいけません。そして、愛されてはいけないのです。

 顕在意識では愛されていたいのに、潜在意識ではそれを受け入れられません。愛されるように、いらない子だと思われないように努力すればするほど苦しくなっていきます。

 中学生になっても友達はできず、高校生になってやっと大好きな友達ができました。でも、大好きな人ができると不安はさらに増大します。

 なぜでしょうか? それは、幸せで楽しい時間は、私の潜在意識では「死」に振り分けられているからです。そして、潜在意識は自分が辛い思いをして誰かが幸せになるという、一石二鳥の方法を思いついたのです。犠牲心の誕生です。

◆潜在意識の思い通りに性格が形成

 私は自分の感情はより我慢して、相手の思う通りに行動できるよう配慮するようになりました。さらに、私はいつも大好きな人たちより劣っていなければなりません。

 まんまと潜在意識の思う通りに、私の性格形成は進んでいきます。

 それと同時に、自分の感情を素直に出している人にイライラするようになりました。人前で泣ける人がとてもうらやましく、自立しないで親に頼っている人を見ても腹が立ちました。それは、私の中にその種があったからです。

 不安の種は、自分をダメな子と思っていること、イライラの種は、自分に対して禁止事項があることです。そして、その不安がさらに犠牲心の種になっていったのです。


 この種は、環境だけではなく生まれ持った資質によっても変わります。

 私は、幸か不幸か一人で遊んでいても楽しめる子供でした。仲間外れにされていたときも、悲しいながらも誰とも遊べないので図書室で本を読んだり、理科室で石を研磨してピカピカするのを楽しんでいました。
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