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「諜報の神様」と呼ばれた男
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歴史
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ヨーロッパの情勢はまことに絶望的──無視された小野寺の警告電報

『「諜報の神様」と呼ばれた男』
[著]岡部伸 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
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 ドイツのバルバロッサ作戦(対ソ侵攻作戦)は成功するやに思えた。モスクワに向けてドイツ軍が破竹の進撃を進めているようだったからだ。ベルリンの大島浩大使は、「ドイツの電撃戦によりソ連が降伏するのは間違いない」と報告すると、日本は一九四一年秋の御前会議で、「ドイツが欧州で勝つのは確実なので、日本が参戦しても負けることはない」と結論付け、十二月の真珠湾攻撃へカウントダウンが始まることとなった。

 しかし、肝心のドイツは、真珠湾攻撃が行なわれた頃には、モスクワ直前で大敗北を喫していた。そのことを小野寺はストックホルムから冷静に判断していた。ドイツのモスクワ攻略は冬将軍に妨げられたと言われているが、実際には厳冬前の九月にウクライナなどで雨期が訪れ、戦車の機械化部隊の進軍が止まる誤算に見舞われたことが戦局に影響した。
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