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「諜報の神様」と呼ばれた男
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歴史
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外交特権を切り札に、ポーランド諜報組織を守る

『「諜報の神様」と呼ばれた男』
[著]岡部伸 [発行]PHP研究所


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 独ソ双方の情報を求めていた日本とポーランドが磁石のように結びつき、諜報協力が進んだのも当然の成り行きだった。

 考えてみていただきたい。白人国家が多いヨーロッパでは、東洋人である日本人が情報を集めることは容易ではなかった。

 日露戦争を背後から勝利に導いた明石元二郎は、帝政ロシアに異を唱えるボルシェビキのほかにスウェーデン、フィンランド、ポーランドの革命家と気脈を通じて反体制運動を扇動した。
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