読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
50
kiji
0
0
1158259
0
「諜報の神様」と呼ばれた男
2
0
0
0
0
0
0
歴史
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
国益を毀損した岡本公使の告げ口

『「諜報の神様」と呼ばれた男』
[著]岡部伸 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 小野寺は返事を心待ちにしていたが、プリンス・カール・ジュニアらから何の連絡もなかった。エリクソンが百合子夫人に、「オーソリティーに回りました」と告げてから、およそ一カ月後の六月二十四日、日本の梅津参謀総長から意外な電報が届いた。

「帝国は必勝の信念をもって戦争を続行する決意を有することは、貴官も承知のはずなり。しかるところ最近ストックホルムにおいて、中央の方針に反し、和平工作をするものあるやの情報なり。貴官において真相を調査の上一報ありたし」


 小野寺は情報が参謀総長まで漏れていたことに驚いた。電報は、「和平工作などするな」との叱責だった。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:1438文字/本文:1710文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次