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斎藤一人 福の神がついてる人 貧乏神がついてる人
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一人さん特別語りおろし

『斎藤一人 福の神がついてる人 貧乏神がついてる人』
[著]舛岡はなゑ [発行]PHP研究所


読了目安時間:26分
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──どこまで行っても終わらない話

本書の出版にあたり、一人さんから読者のみなさまへメッセージをプレゼント!
はなゑさんが録った一人さんのお話を、そのまま活字に起こしてお届けします。
どうぞ、楽しんでお読みください。


 この世の中には、不思議なことがいろいろあって。

 人間の理解をはるかに超えたことがたくさんあるんだ、っていうんだけど。

 わたしにとっては、「この宇宙には終わりがない」ということが、いちばん理解できない。


 まだ子どもの頃、一人さんは「終わりがないって、何なんだろう」って。

 あぁ、わたし、自分のことを「一人さん」っていうの。自分で自分のこと「一人さん」っていうぐらい、自分のことを大切にしてるんだけど(笑)。

 そんな一人さんが、子どもなりに一生懸命、この宇宙について考えた。

 ずうーっと行くと、この宇宙のどこかに壁か何かがあるんじゃないか。

 壁があるとして、その壁をずうーっと掘って行くと、終わりなく壁なんだろうか。

 掘っているうちに、その壁から抜け出たとしたら、抜け出たところは空間だから、そこをまたずうーっと行く。

 あれ? これ、終わらないぞ──って(笑)。


 終わりがない。

 ということは、始まりもないんだよ。
「始まり」があるから「終わり」がある。「終わり」があるから「始まり」があるのであって。

 だから、終わりがなかったら、当然、始まりもない、と。

 これが、この宇宙の本質か──とかいいながら、実は、宇宙の本質なんてわかっちゃないんだな(笑)。

 だいたい、終わりのないものが存在するってこと自体、信じられない。

 だけど、オレが信じようが信じまいが、宇宙は確かにあるんだよ。

 だから、宇宙というのは、人類の叡智(えいち)をはるかに凌駕(りようが)する、得体の知れない何か──。


 わたしは子どもの頃、病気でひたすら寝てて、何もすることがないからさ、そういうことを考えてたの。

 ワケのわからないことを考えるのが、子どもの頃からの趣味でね。

 すぐに答えが出るようなことを考えたって、ひとっつも、おもしろくないんだよ。

 永遠に答えが出ないようなことを考えるのが、わたしにとって楽しい。テレビのクイズ番組を見てるよりも、ワクワク感がある。

 それの延長で、あるとき、わたしはこんなことを考えた。

「人は死んだらどうなるんだろう。死んだら終わりなんだろうか。死とは何なんだろう」


 お釈さまは二十歳ぐらいの頃に、そんなことで悩んでいたんだけど、一人さんの場合、幼稚園の頃にそんなことを考えだした(笑)。

 きっかけは、飼っていたネコが死んだの。

 それまで、身近なところで死というものを経験したことがないし、前日まで仲よく遊んでたネコが突然、動かなくなったもんだから、これは何なんだろう、って。


 死んだら、真っ暗になっちゃうのかな。

 お母さんや友だちともう会えなくなっちゃうのかな。

 段々、エスカレートしていって。

 目を閉じたら、もう二度と戻ってこれないんじゃないだろうか──そんなことを思ったら、怖くて目を閉じることもできない。

 眠れなくなって、気がつくと朝になっていて、
「あぁ、目が開いてよかった」
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