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ヨーロッパの戦略思考
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西欧における「オランダ化」の恐れ

『ヨーロッパの戦略思考』
[著]古森義久 [発行]PHP研究所


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 西ドイツやイギリスでNATOの「二重決定」にもとづく中距離核ミサイル配備が始まってからは、オランダの反核運動もだいぶ下火となった。八三年十月のハーグの大集会で、五十万人ともいわれる参加者を集めたときのような勢いは、すっかり失われていった。しかしオランダの反核運動は西ヨーロッパでももっとも歴史が長い。国内での政治的影響力もイギリスや西ドイツのそれよりもずっと強いといえる。一時は「フィンランド化」という言葉をもじって「オランダ化」という表現が生まれたほどである。

 公式には中立を標榜していても実際には防衛面や外交面でソ連にぎゅうじられているのが「フィンランド化」とすれば、NATOの集団防衛態勢の枠内に留まりながらも、実際には巡航ミサイル配備のような共同防衛措置を拒み、中立化の方向に漂流しはじめるのが「オランダ化」というわけである。
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