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1 “社長機能担当係長”の模索

『企業維新』
[著]田原総一朗 [発行]PHP研究所


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トヨタや日産にできないことをやる

「わたくしは、夫婦でロンドンで行われる世界ダンス選手権に出場したいと思っています。時期は十月の後半で二週間。費用は百万円…」(能力開発部 山口隆三・四十歳)
「わたくしは、手づくりでカナディアン・カヌーをつくりまして、北海道の支笏湖で進水させたいと思います。妻と子供たちと一緒に…。費用は五十万円」(車両設計部 才上宗敏・三十一歳)

 マツダ本社(広島)の来客食堂に、コの字型にテーブルが並び、二十人ばかりの社員たちが、順番に立ち上がっては、こんな説明をしている。それを正面のテーブルで社長の古田徳昌がニコニコしながら聞いている。
“夢休暇コンテスト”…。マツダが、全社員を対象に“二週間の休暇をどうする”との実践アイデアを募ったところ二百五十五篇集まり、その入賞者たちの授賞式が行われたのだ。

 これがマツダの取材の第一頁であり、古田社長との最初の出会いでもあった。

 マツダ。文字どおり快進撃だ。九〇年三月期の売上高は、前期に比べて(十二カ月換算で)八・六%増加、経常利益は一五・六%増加で、八七年十月期に比べて約五倍に回復。そして軽自動車を除く新車登録台数(八九年一―十二月)では、ホンダ、三菱を抜いて五位から一挙に三位に躍り出た。

 マツダ。オイルショック直後に経営危機を迎えてオーナー経営者・松田耕平が退陣し、住友銀行が全面的にテコ入れをして再建させた。
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