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10代からの 夢をかなえる感性の磨き方
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生き方・教養
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キラキラ輝くまえがき

『10代からの 夢をかなえる感性の磨き方』
[著]佳川奈未 [発行]PHP研究所


読了目安時間:7分
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自分をまっとうする人が、すべてを手に入れる人!

 〜世の中には、あなたを受け入れたいというハッピーワールドがちゃんとある


 最初にお伝えしておきたいのは、「私はとりたてて優秀(ゆうしゅう)な人間ではありません」ということです。高学歴でエリートコースで、ここまできた人間ではありません。

 私は、自分の心を尊重(そんちょう)して、自分らしくありたくて、自分の好きな生き方をしてきただけの人間です。

 夢を追うのが大好きで、この年になっても、いまなお夢に向かっている現役(げんえき)のドリーマーです。

 作家ですけれど、会社も経営しているし、高級ブランドも立ち上げているし、アーチストとして歌も歌っているし、ライブやディナーショーもやるし、いろいろなことをしています。


 脱線(だっせん)しながらも、迷いながらも、いつも自分自身をまっとうすることで、思い通りのものをそれなりにつかんできたということです。


 そして、こんな私の生き方を通して、いまのキラキラの10代の人にお伝えしたいことは、
「だから、あなたも大丈夫(だいじょうぶ)です! あなたの人生もあなたらしく生きることで、絶対にうまくいきますから!」

 ということです。

 道は無限にあり、夢がかない、成功は実現できるものだということです!

 自分が本当に望めば、何者にもなれるということです!


 ですからこの本は、10代の“気持ちが()れ動く人”に、“自分が何なのかわからないという人”に、“自分は勉強が(きら)いだからという人”に、“欠点だらけでいいところなんて何ひとつないと思いこんでいる人”に、“こんな自分がどうやって夢をかなえればいいのかと戸惑(とまど)っている人”に、“将来が不安でたまらないという人”に、読んでもらえるとうれしいです。

 あるいは、“どうしても夢をかなえたい!”“成功者になりたい!”“ビッグな何者かになりたい!”という人に、読んでもらえたらハッピーです。


 この本を読むのは、10代の人ではなく、もしかしたら、その親御(おやご)さんや、学校の先生や、教育関係者の方かもしれませんね。

 しかし、私が10代の人たちに伝えようとすることは、きっと大人たちにも通じるのではないかと、信じています。

 というのも、私は、どんな人にも、それなりにふさわしい道が(あた)えられるということを言っているからです。


 実は、高校に入るときに私が県内でも有名な進学校を選んだのは、大学へ進学するつもりがあったからです。勉強は(きら)いだけれど、しておかなくてはいけないものだと思っていました。

 しかし、大学へ進学して将来何をするかは考えていませんでした。それが何なのか、どういう道なのかは、そのときの私にはまだ見えていなかったし、つかめていませんでした。

 そして、そんな中、母の目が見えなくなり、学校へ上がることよりも、女手ひとつで私と妹を育てている母を経済的に助ける必要が出てきたため、私は進学を断念し、学校に求人募集(ぼしゅう)のきていた銀行に就職したのです。


 しかし、採用試験でも試練はありました。


 当時、銀行への就職には家庭調査というものがあるということで、母子家庭で育った私は採用試験を受けさせてもらえないという状況(じょうきょう)になったのです。しかし、その銀行からの募集(ぼしゅう)は、その学校での最後の求人募集(ぼしゅう)でした。

 だから、採用試験を受けさせてもらえないと、進路が決まらないまま卒業することになってしまうのでした。

 私は、銀行の採用試験を受けさせてもらえるように先生に(たの)みました。そのとき先生には、「職員会議にかけるから、返事を待ってほしい」と言われ、とても不安でした。

 そして会議を終えた先生はこう言ってきたのです。
「受けたところで受かるかどうかの保証はないけど、受けるくらいは受けさせてもいいのでは、ということになったから」と。


 結局、私は、筆記試験に上位の成績で受かりました。しかし、まだ、それだけでは合格ではありませんでした。二次試験で面接があったのです。

 面接は、集団面接と個人面接の二部構成になっていました。私は、集団面接ではみんなと同じようにまじめに、いやみんなよりも愛想(あいそ)よく、礼儀正(れいぎただ)しく、ていねいに受け答えしました。

 そして、個人面接になったとき、私は、やったのです! 面接の質問がすべて終わったときのことです。面接官が、
「最後に、何か言いたいことはありますか?」

 と、(たず)ねたので、私は女性の人事部長に向かってこう言いました。
「学校で銀行の採用試験を受けたいと言ったとき、家庭調査があるから母子家庭の人は難しいと言われました。でも、私は、たとえ銀行に就職しても、お金を着服したりしませんし、まじめに働きます。それに、女手ひとつで私と妹を育ててくれた母に、とても感謝しているし、母を(ほこ)りに思っています。

 母子家庭だからといって、うしろ指をさされるようなことは何もないし、悪いこともしていないし、真剣(しんけん)に試験を受けています。だから、もし、落とすなら、私が悪いからということで落としてください。私の家庭ではなく、私自身を見てもらえたらうれしいです」と。


 そのとき十八(さい)の私は、とてもどきどきしたし、とても(こわ)かったし、何かに(くや)しい思いをしていました。でも、これでいいのだという確信がありました。


 私の言葉を聞き終えると、人事部長は笑顔(えがお)でこう言ってくれたのです。
「わかりました。あなたの言葉はよく覚えておきますね。でも、何も心配しなくていいのよ。家庭調査なんていまの時代はもうないの。確かに昔はそういうこともあったようですが、それは昔のことで、そんなことで採用するとかしないとかを決めていたら、会社がしかるべきところから注意をされるのですよ。

 だから、安心して結果を待っていてね。あなたのような明るくてはきはきした人がうちの銀行にきてくれると、とても(たの)もしいですからね」


 そして、私はその銀行に合格したわけですが、そのとき高校生・大学生合わせて全国で一五四人の合格者の中からたった四人しか入れない、一番志望者が多く、一番の出世(しゅっせ)部署と言われていた本社本店本部の重要部署に配属されたのでした。その部署は銀行のすべてのデータを(あつか)う貴重なセクションでした。


 そんなことがあって、私は、10代で、ある大切なことをしっかり学んだのです。それは、
「本気であれば、道は開ける!」ということと、
「自分のやったことが自分を助けてくれるときがくる!」ということです。


 そして、その大切なことは、それ以降の私の人生でも役立ち、私の夢や成功や豊かさを、ずっとあと押ししてくれています。


 社会に対する不安を持つ人は多いかもしれませんが、私が社会に出て思うことは、「社会には、見てくれている人が必ずいる!」ということです。


 すべては、自分にかかっているということを知って初めて、社会に受け入れられるのだという気がします。ということは、幸せになるか、そうでないかは、親のせいでも、先生のせいでも、友だちのせいでもないということです。

 どんな自分でも生かす素晴(すば)らしい感性を身につけていたら、いつか花()くことになるのです。


 だから、自分を、まだ未完成で未熟な自分を、精一杯(せいいっぱい)愛して、成長させて、いいことをたくさん吸収して、偉大(いだい)なことをなす力を手にしてほしいのです。


 すべてはそこからはじまるのです!


 (だれ)もみんな そのままで 価値ある素晴(すば)らしい人間!!

ミラクルハッピー 佳川(よしかわ)奈未(なみ)
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