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20代で知っておきたかった「出会い」のルール
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『20代で知っておきたかった「出会い」のルール』
[著]吉田雅紀 [発行]すばる舎


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 「あいつは、信頼できる」

 「あいつとは、無二の親友だ」


 こういう言葉は、わりとよく聞きます。

 では、そんなふうにジャッジするきっかけや基準とは、いったい何なのでしょう。

 ある人は「結局、単純に好きか嫌いかですね~」といいます。

 またある人は「いっしょによく飲むし、真剣に相談し合ったりもしてるから」と定義します。ほかにも、聞いた話を口外しないとか、約束を守ってくれたとか、小さいころからの友だちとか、いろいろあるでしょう。

 僕の場合、とどのつまりは、その人に金を持ち逃げされたとき、どう思うかだと思います。

 信頼して金庫のカギ預けてたら、そいつが中身もって逃げてしまった。

 そのときに、怒り狂って罵倒するかといえば、僕はきっとそうしません。


 「あいつ、そんなに困ってたんか……」

 「気づいてやれんで、役に立ってやれんで悪かった!」


 思いっきり信頼してたわけですから、そんなふうに悔やむと思います。

 信頼してるでって肩叩いて、金庫のカギ預けてたくせに、いざそいつが持ち逃げしたらくそみそに罵り、警察や探偵使って行方を追う。そういうのは信頼とは言いません。金庫番として利用していたに過ぎないと思います。

 人は、誰でも弱い立場に追い込まれる可能性があります。裏切りが起きるのはそういうときなんです。


 僕もかつて、弱い立場に立たされたことがありました(僕の場合は自分が経営者だったので、金を持って逃げるという発想はありませんでしたが)。

 そのとき、そっと仕事をくれた友だちがいました。

 本当にありがたかったです。

 僕は、今後を左右する重大な問題を、人のところに持ち込んで解決を乞うたりしたことはほとんどありません。このときも、困ってる素振りはいっさい出さなかったつもりです。だけど、察してくれたんでしょう。

 今の吉田には何をしてやれるんやろうかって、一所懸命考えてくれて、そうしてくれたんですね。


 ちょっとすれ違っただけの人は、人脈ではありません。ただの知り合いです。

 僕は以前、亡くなられた政治家の中川昭一さんとお目にかかって、名刺交換させていただいたことがあります。でも「僕、中川さんと知り合い」なんて絶対に言えなかったし、人に紹介もあり得ない話です。それと同じです。

 また、だれかがtwitterでソフトバンクの孫さんにお願いして、大阪の地下鉄のホームでもソフトバンクの携帯がつながるようになりました。

 これも、ツイート主が孫さんとつながったと言えるかっていうと、言えません。

 ツイッターのつぶやきは、世論の1つとして届いたに過ぎません。

 それを、ソフトバンク社内で丁寧に取り上げていただけたというだけの話です。

 人と人とがつながったわけではありません。


 本書では、人脈づくり初心者の方のために、多くの人と出会い、つながりを作っていく方法をお伝えしてきました。いろんな人と切磋琢磨して、成長の糧にしていただければと思います。

 そして、これからたくさんの人と出会っても、信頼のカギを渡し合える人は限られています。どうかみなさんも、本当の仲間と呼べる人に出会い、お互いに一所懸命になってください。
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