軍人政権までの韓国は、反日と反共(反北朝鮮)を国是とすることで国内を固めてきたが、次の二つの面で北朝鮮に潜在的なコンプレックスを抱えてきた。
1 北朝鮮は抗日パルチザンと戦い建国をしたが、韓国は戦うことなく建国したこと。
2 北朝鮮は親日派を粛清したが、韓国では「親日行為は当時の事情では仕方なかった」あるいは「強制されて仕方なく親日になった」とし続けてきたこと。
金大中・盧武鉉ら親北派勢力は、そこを突いたのである。
・過去の韓国は、反共・反北を理由に、韓国の民主化闘争を徹底して弾圧し、韓国の民主化を決定的に遅らせた。だから、軍人政権下で反政府共産ゲリラ活動を展開した者たちを、民主化に貢献した愛国者として公的に顕彰しなくてはならない。