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ニューヨークで暮らすということ
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1 人種コミュニティは移動する

『ニューヨークで暮らすということ』
[著]堀川哲 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
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人種は融合しない、棲み分けるだけ

 人種は融合しない、ただ、棲み分けるだけである。

 誰かさんがアメリカ移住を考える。こういう移民はたいがいコネがある。まったくコネなし、単身で知らない国へ、というのは、難しい。特別な才能(コンピューターのプログラマーとか科学者であるとか、有名な芸術家であるとか)があればともかく、普通の移民にとっては、同国人たちがごちゃっと住んでいる地区に入るのが、安全である。そこには、親戚もいるかもしれないし、言葉も通じるし、どうにかなる、という感覚はある。

 こういうわけで、ニューヨークにやってきた移民たちは、まず例外なく、人種コミュニティを作る。そして人種コミュニティはしばしば移動する。同じニューヨークの内部で、移動する。人種Xが移動すると、そのあとには人種Yが入り込む。あるいは、人種Yが入ってくると、人種Xが移動する。

 マンハッタンは狭い。新参の移民たちは、むしろ、広大なブルックリン、クイーンズ、ブロンクスにコミュニティを求める。そうした地区では数多くの人種が棲み分けている。お互いのテリトリーをきめ、それを侵害しない。もっとも、コミュニティとコミュニティとの境界線はしばしば複雑に交差し、「ミックス」地区ができあがる。


 コミュニティには様々な商売が必要となる。
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