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ニューヨークで暮らすということ
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3 不法移民、それぞれの事情

『ニューヨークで暮らすということ』
[著]堀川哲 [発行]PHP研究所


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貧乏の理由は様々

 不法移民、不法就労者といっても様々である。不法移民がすべて絶望的で悲惨な状態にある人々であるか、と言えば、そうではない。貧困の原因は様々なのであり、一括して、どん欲な資本主義による搾取の犠牲者たち、と言うわけにはいかない。世界はそれほど単純ではない。

 ヒスパニック移民がすべて貧しいわけでもない。キューバ移民はアメリカでは成功者であろう。プエルトリコ系は、ヒスパニックのなかでも、貧困である。キューバ系移民に言わせると、しかし、プエルトリコ系移民の貧困は自業自得である。

 キューバ系アメリカ人の1人に言わすと、次のようになる。

「連中はだめさ。なぜいつまでも連中は、特に連中だけは貧乏なのか、教えてやろうか?

 まず、連中はまだ高校生くらいの年齢で、子供を作る、結婚する。どっちが先かはご想像の通りさ。ガキ抱えて働くけどね、学校もまともに出ていないから、ろくな仕事があるわけない。ガキの育てかたもめちゃくちゃさ。で、そのうち男(まだガキさ)が、女を棄てて逃げるとするだろう。そうすると、プエルトリコ系の女が考えることは、ただ、カネを運んでくれる次の男を探すことだけだ。
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