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ニューヨークで暮らすということ
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2 ニュースクール大学のクラス風景

『ニューヨークで暮らすということ』
[著]堀川哲 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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生徒の人数は教師の才覚しだい

 アルバート君とニュースクールとの関係は、いわば不動産の仲介業者との関係である。ニュースクールは、アルバート君の講義の宣伝を担当する。セメスターごとに発行される大学のパンフレットに掲載するわけである。それでクラスの学生を募集し、大学が「まあ、いいだろう」という規定の人数を超えると、クラスの開講を許可する。大学はアルバート君のような講師に場所を提供するわけである。教室を時間決めで貸しているようなものである。アルバート君からみれば、大学の施設を時間決めで借りるのである。

 先にも書いたように、学生がニュースクールに払い込む金額は、1クラスで600ドル弱である。まあ、日本円で、7万円というところである。学生数が10人とすると、ニュースクールには70万円ほどが手に入り、そのうち三分の一ほどをアルバート君に支払うことになる。学生数が10人を超えても、ニュースクールの場合には、アルバート君の取り分は同じで、変わらない。10人でも20人でもアルバート君の取り分は、税込み、1セメスター(13回)分、1700ドルである。つまり、増えた分は全部、大学の取り分となる。

 ニュースクールのクラス・サイズはとても小さい。大学院でも学部でも、だいたい、最大規模の講義で40人規模であり、圧倒的に多いのは10人〜20人のサイズである。アルバート君は、ニューヨーク大学やニューヨーク市立大学では、ニュースクールよりも多くのペイを受けているが、クラスサイズが大きい(もっとも、多くても50人以下であるが)。ニュースクールでのアルバート君のクラスは普通には10人から15人のサイズである。ニューヨーク大学の学生も、「日本では数百人のクラスがある」と聞いて、びっくりしていた。
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