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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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1 ユダヤ教の聖典とアブラハム ─神のよびかけと選び─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
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神が約束した地・カナン(パレスティナ)


 聖書を私たちは旧約聖書、新約聖書の名でよんでいる。

 紀元前三〇〇〇年ごろから、エジプトや地中海沿岸地方を中心にして使われた一種の紙をいうパピルスは、いまもエジプトの観光みやげで知られている。このパピルスの茎の髄を指すギリシア語ビブロスからきている言葉がバイブルで、書物を意味するバイブルを私たちは聖書と理解してきたわけだが、聖書とは「特別な書物」を意味する言葉だった。

 そして紀元前二〇〇〇年紀初頭と推定される時代に、神に選ばれたアブラハムが、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう……」(「創世記」第一二章一〜二)という神のよびかけにしたがって、ふる里を出立(しゆつたつ)することになる。

 アブラハムとは、いまのイラク領になる、ユーフラテス川河口の古代都市ウルに生まれ、メソポタミア西北部のハランに移り住んだ遊牧の民のひとりだった。
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