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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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4 荒野に生まれるもの ─日や月に感動してはならない─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


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ユダヤ教徒、クリスチャン、ムスリムが日の出を待つシナイ山


 私はかつてシナイ半島をめぐり、三度シナイ山へ登ったその時々のことを思いだすたびに荒野(あらの)、不毛の大地という言葉が表裏となって目の前に浮かぶ。

 聖典とその解釈の書をともなう唯一神教ユダヤ教の原点といってよい、もっとも基本に位置づけられる「十戒」が、このような荒々しい岩山において神から授けられたという伝承は、唯一の神との契約にもとづくユダヤ教という宗教の性格を端的に示しているだろう。

 シナイ山は神の棲む山と信じられ、「十戒」という、唯一の神への信仰において守らなければならない十カ条の掟が、生命現象の極端にとぼしいこの山で授けられたという伝承をもつ。

 そして「十戒」が意味する戒めはキリスト教にもイスラームにも共通していた。
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