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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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2 紀元一世紀のユダヤ教社会 ─弱者の位置に立つ人─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


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神の子なるイエスの出現


 現在、世界におよそ一〇億の宗教人口をもつキリスト教は、ユダヤ教の改革者といっていい宗教家として世に出たイエスの宣教にはじまる。ならば、わずか二年余といわれるイエスが独自の活動をした紀元三〇年前後の、パレスティナにおけるユダヤ教社会はどんな情況にあったのだろうか。

 紀元前九九七年ごろ、南のユダと北のイスラエルとのはじめての統一王国を打ち立てたダビデ王の時代からソロモン王の栄華の時代をへて、再び南北に分裂した王国は、アッシリア帝国やバビロニアの支配を受け、紀元前五〇〇年代には、イスラエル民族の指導者階層をはじめ、多くの人々が、前後三度におよんで、バビロニアへ捕囚の身となる。

 それまで唯一神をかかげながら、農耕世界を中心にバアル神への信仰などが根強かったが、バビロニア捕囚は、イスラエル民族のユダヤ教社会における唯一神への認識などを、急速に強めていった。
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