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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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1 唯一の神、遍満する神 ─自然環境・風土が生みだすもの─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


読了目安時間:7分
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漠然と広がる宗教への不信感


 この二十年余り、神は民族の意識の上に、宗教はつねに事件の渦中にキーワードとして登場してきた。

 そして宗教はいかに民族意識を呼びさまし、時代に翻弄されてきたことか。現代はその意味からも「宗教とは何なのか」という問いを、不用意に立てることのできない時代といえるかもしれない。

 少なくとも十九世紀後半から二十一世紀におよんで、〈民族紛争〉は絶えず宗教をまき込み、あたかも紛争を激化させているのは宗教そのものであるかのような印象を強めてきた。

 いや民族紛争ばかりではない。日本国内においてさえ、宗教がクローズアップされるのは、それが事件の鍵を握る不気味な相貌をたたえているときでしかない。

 ここでは当然、宗教への嫌悪感と不信感だけが、宗教がもつ意味を規定してしまう。
「宗教は怖いもの、それは距離をおいて、できれば触れたくないもの」──二十代の学生およそ二〇〇人に尋ねた「自分にとって宗教とは何か」にたいする小文のなかでもっとも多かった宗教観である。
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