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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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1 「苦」の認識 ─「こころ」を見すえるブッダ─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


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商業都市の発達と王国の出現


 ヴェーダの宗教が、祭祀階級バラモンを絶対的な権威に位置づけ、そこに人間を差別する意識が固定化するなかでは、ひとりの人間のこころの悩み・苦しみが宗教上のテーマとなることはほとんどないだろう。

 河川交通が盛んになる紀元前五世紀前後、商工業の隆盛は、それまでの伝統的な祭祀儀礼にしばられまいとする新たな商人層を生み、彼らを経済活動の中心とする新興都市が広がってゆく。

 仏教やジャイナ教など、バラモン階級の権威や儀礼にとらわれまいとする新しい宗教・思想は、こうした商業都市の発達と、バラモン文化の伝説が重い地域を離れた、北東部インドにおける新たな王国出現を背景に生まれていた。
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