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荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教
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生き方・教養
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1 報復と憎悪を超えるもの ─宗教は無力なのか─

『荒野(あらの)の宗教・緑(みどり)の宗教』
[著]久保田展弘 [発行]PHP研究所


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「悪魔のしわざ」を記録した一冊の写真集


 イラクに限らない。いま中近東では憎悪の渦が人々の日常の意識をまき込んで、急速にその勢いを強めている。

 中近東だけではない。つい数年前までつづいた民族対立の激化が、エスニック・クレンジング(民族浄化)という言葉まで生み、隣人の殺戮(さつりく)をも正当化したバルカン半島にも、憎悪は日常生活で蓋をされたまま、息をひそめている。

 そして憎悪の連鎖の途切れることがない、イスラエルとパレスティナによる応酬。

 なぜ民族は対立するのか。なぜ宗教は、対立を煽るのか。なぜイスラームの過激派はアメリカをテロの対象にしたのか。

 一九九一年のスロベニア、クロアチアの独立宣言を直接のきっかけとしてはじまった、六つの共和国からなる旧ユーゴスラビアにおける民族紛争は、歴史的に民族共存、あるいは対立を煽られてきたバルカン半島における、民族と宗教が分かちがたい意識の危うさを象徴していた。
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