◆ビジュアルではなく存在感の問題
ある時、知人のプロ野球選手の方がこんな興味深いお話をしてくれました。
彼曰く、「美人はつるまないんだよ」。
自分に自信のない人たちは、数人でつるんでグループ化して、ところ構わずキャッキャと騒ぎ、ギャハハと大笑いし、神社参拝でもないのにパンパンッ! と、柏手を打ち鳴らし、大笑いというリアクションで自分の存在をアピールして人の興味を引こうとするけれど、美人はそんな小細工をしなくてもひっそりとカフェでお茶を飲んでいるだけで存在感がある。
私はこの話を聞いた時、なるほどとても鋭い方だなぁと思いました。
第1章でも書きましたが、ネガティブ光線に翻弄されずに常に一定の幸せをキープしている人というのは、別に特別に選ばれし強運の持ち主というわけではなく、単純に「バリアの質」が高いことが多いのです。
この方がおっしゃっている美人とは、単に「お顔が綺麗な人」ということではなく、「キラキラの虹色の幸せバリア」でしっかりと守られている人のこと。
決してビジュアルが良いから発生しているものではなく、「幸せバリア」によって育まれ、そこから生まれる安心感や自信によって「美人の存在感」が自然と備わってきた、そういう女性のことなのです。
逆に、とても端正な顔立ちをしていてどこから見ても美人なのに、なんだかとっても華がない……、そういう女性は外側からだけでは彼女の魅力というのはわかりにくいものですよね……。「せっかくの美人なのにもったいないなぁ~」とは思いますが、「素敵だなぁ~!」「輝いてるなぁ~!」とは思えないのです。
つまり、元々の容姿には関係なく、誰もが皆、キラキラの美人オーラさえ発していれば美人になるということなのか……? そんなうまい話があるのか? と、思うかも知れませんが簡単に言えばそういうことなんですよ。
◆天のエナジーが魅力に強力な影響を及ぼす
美人の存在感を作り出すためにはしっかりと自分が「美人」であるということを「自覚」することが大切です。
では自覚するにはどうしたら良いのでしょうか?
まず、美人をイメージしてみて下さい。あなたがイメージする美人ってどんな感じの人ですか? あなたが思う美人の定義で構いません。あなたがなりたい美人でも構いません。あなたの考える「美人」はどんな洋服を着ていますか?
まさか薄汚たない白いタンクトップに半ズボンでおにぎり持っていますか?
それがビシッと決まれば良いのですが、なかなかその装いでオーラを放てる方はいらっしゃいません。
恐らく綺麗な服装でキラキラと輝いていますよね?
では、街を歩いている2人組みの女性をイメージしてみてください。
1人は背中を丸めうつむきがちにトボトボ歩いています。かたや姿勢正しく美しいウォーキング……どっちが美人に見えますか?
そんなの一目瞭然ですね。
なぜ姿勢が良いというだけで、人はグンと魅力的に見えるのでしょうか。
当然、背筋をピン! と伸ばしていると立ち姿が美しく見えるだけでなく、ぽっこりお腹も引っ込みますので見るからに美人の存在感が出てきます。
スピリチュアル的に見て、姿勢というのは霊的な波動を美しく整える意味合いで非常に大切です。姿勢は心や魂ともつながっています。
姿勢は「生きる」うえで、そしてスピリッツやパワフルなエナジーと繋がる上でもとても重要なスピリチュアルコンセントです。姿勢が悪いと天からのパワフルなエナジーと繋がりにくいというデメリットが発生します。
正しい姿勢は天から降り注ぐパワフルなエナジーを、頭の先から爪先まで送り込む事ができるのです。
体のどこかが曲がっているとその部分にエナジーが滞ってしまいます。外見的にもなんとなく健康的には見えませんし、見た目よりも老けて見えるというデメリットも発生します。
姿勢を正しくするとネガティブな感情で曲がってしまった心の姿勢も修正され正しく真っ直ぐになってくるので、結果的に「波動修正」されるというわけですね。
得体のしれない霊能者に高額なお金を払ってよく分からない「波動修正施術」を受けるよりも、ピンっ! と背筋を伸ばして美しい姿勢を心がけ美人を自覚することのほうが、むしろ安上がりで効果が期待できるかも知れませんよ。
美しくあることにどこまで本気で取り組めるか、そこが美人バリアとイマイチバリアの分かれ道になるのでございます。
★不運をはじくツボ
姿勢を意識するだけで、美だけでなく開運のスピードも上がります。