◆すべては起こるべくして起こったこと
鑑定業務に携わっていると毎日のように聞く言葉があります。
「あの時ああすればよかったのに」「あの時こうしていればよかったのに」という過去を悔やむ言葉。
さらに、ご相談のなかで、私が一番頭を悩ませるのが、「これから私はどうなるんですか?」とか「もし、こういうふうになってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?」といった、まだ起きてもいない、起きるかどうかもわからない未来のことに関するご質問です。
私は、これってなんだかもったいない考え方だなぁと思います。
起きてしまったことは仕方のないことだし、まだ見ぬ未来を勝手に想像して不安になるよりも、「今という時間を精一杯生きること」の方が大切ではないでしょうか。