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アメリカが日本を捨てるとき
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政治・社会
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1─ヒラリー訪日の真実

『アメリカが日本を捨てるとき』
[著]古森義久 [発行]PHP研究所


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 本当に「日本重視」なのか


 オバマ政権も鳩山政権登場から四カ月が過ぎた二〇一〇年を迎えると、日米同盟を必死で堅持しようとする姿勢を明確にしてきた。前章で詳述したように鳩山政権が日米同盟に背を向けるような態度を見せ、とくに普天間基地の移転問題では矛盾に満ちた不透明な言明を繰り返すようになったからだ。アメリカ側の民主党でも、共和党でも、日米安全保障条約に基づく対米同盟の保持には揺るがぬコンセンサスが存在するのだから、といえよう。

 しかしオバマ政権が鳩山政権が登場する前には日本や日米同盟に対してどのような姿勢をとっていたかを想起することも重要である。オバマ政権は本来は日米同盟をとくに重視するという態度ではなかった。現状のまま、しかもミニマムの部分をきちんと保っていけばよいという姿勢だったのである。

 オバマ氏も国務長官のヒラリー・クリントン氏も、二〇〇八年の大統領選挙中に候補者としてそれぞれ発表した外交政策論文では日米同盟にも、日本にもほとんど言及せず、中国の最重視を強調していた。オバマ政権の正式誕生となってからも、その基本に変化は見られなかった。

 だから日本側には「オバマ政権は日本軽視」という受け止め方がどっと広まった。
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