『[ビジュアル版]英会話「1日1パターン」レッスン』
[著]デイビッド・セイン
[発行]PHP研究所
01 I want to~
~がしたいです
基本フレーズ
I want to eat Chinese food.
中華料理を食べたいな。
I want to+[動詞の原形]は、「~がしたい」と自分の希望や夢を伝えるときの定番パターンです。ネイティブ同士の会話ではI wanna(アイウォナ)と省略して発音します。「~がしたくてたまらない」と言いたいときには、I'm dying to~という表現がオススメです。
例)I'm dying to see that movie.(あの映画が観たくてたまらない)
注意!
人に何かを頼むときにこのパターンを使うと、子供っぽいニュアンスになるので要注意。たとえば、I want to have dessert.と言うと、「デザート食べたいよ」という感じです。お願いごとには、パターン2のI'd like to ~を使いましょう。
このパターンでこんなことが言えます!
■I want to see the zoo.(動物園を見たいな。)
■I want to go home now.(今すぐ家に帰りたいです。)
■I want to go to the hospital.(病院へ行きたいです。)
■I want to take a break.(休憩したいです。)
■I want to leave early.(早めに出たいです。)
■I want to get a haircut.(髪を切りたいな。)
■I want to work it out.(ぜひ成功させたいです。)
■I'm dying to get a massage.(マッサージに行きたくてたまらない。)
02 I'd like to~
~をしたいのですが
基本フレーズ
I'd like to exchange money.
両替をしたいのですが。
I'd like toはI would like toの略で、自分の希望をかなえてもらいたいときの丁寧な依頼の表現です。「~したいのですが」というニュアンスで、to以下に具体的に自分のしたいこと(行動)を続けます。自分側の都合や、自分のちょっとしたわがままなどを伝えるときは、I want toではなく、このI'd like toという丁寧な表現を使ったほうが、相手に好印象です。
プラスアルファ
行動ではなく、モノが欲しい場合は、I'd like a wine list.(ワインリストをいただきたいのですが)というようにtoを入れずに表わします。⇒パターン3参照
このパターンでこんなことが言えます!
■I'd like to see a menu.
(メニューを見たいのですが=メニューをください。)
■I'd like to have this. (〈飲食店でメニューを指さして〉これをください。)
■I'd like to cancel my order.(注文を取り消したいのですが。)
■I'd like to try this on.(これを試着したいのですが。)
■I'd like to have a pamphlet in Japanese.
(日本語のパンフレットをいただきたいのですが。)
■I'd like to get my valuables.
(預けていた貴重品を受け取りたいのですが。)
■I'd like to get this wrapped.(これを包んでほしいのですが。)
■I'd like to speak to Mr. Smith.(〈電話で〉スミスさんをお願いします。)
03 I'd like~
~が欲しいのですが/~をください
基本フレーズ
I'd like fish.
魚料理でお願いします。(機内食で魚か肉かを聞かれたときに)
レストランなどの注文において、ウェイターにAre you ready to order?(ご注文は?)などと聞かれたときには、I'd likeに欲しいものを続ければOK。また、調理方法などを聞かれたときは、I'd like it~という表現がとても便利です。
例)How would you like it cooked?→I'd like it medium, please.
プラスアルファ
お店などで、「これを○個ください」と言いたいときは、I'd like ~ of these.という表現が使えます。~の部分に数を入れればOKです。
例)I'd like three of these.(これを3つください)
このパターンでこんなことが言えます!
■I'd like a menu.(メニューをください。)
■I'd like coffee.(コーヒーをください。)
■I'd like something to drink.(何か飲み物が欲しいのですが。)
■I'd like a discount.(割引してほしいのですが。)
■I'd like two tickets, please.(チケットを2枚ください。)
■I'd like a window seat.(窓側の席がいいのですが。)
■I'd like a Japanese guidebook.(日本語のガイドブックをください。)
■I'd like it well-done.(〈焼き方は〉ウェルダンでお願いします。)
04 Do you have~?
~はありますか?
基本フレーズ
Do you have a Japanese menu?
日本語のメニューはありますか?
Do you have~?は、「~はありますか?」と人に何か持っているかどうか尋ねるときに使う表現です。例文のように「モノ」はもちろん、Do you have some time?(お時間ありますか?)やDo you have any ideas?(アイデアありますか?)のように、「コト」に対しても使うことができます。
またyouは、例文のように話し相手「ひとり」だけではなくお店や団体に対しても使います。Do you have these shoes in black?(この靴の黒はありますか?)のyouは、店員ではなく、お店を指します。
プラスアルファ
人に尋ねる前には、Excuse me, but(すみませんが)とワンクッション置くとより丁寧です(パターン10参照)。
例)Excuse me, but do you have a map? (すみませんが、地図はありますか?)
このパターンでこんなことが言えます!
■Do you have a map?(地図ありますか?)
■Do you have a spa in the hotel?(そのホテルにスパはありますか?)
■Do you have a wireless network?(無線LANはありますか?)