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なぜか「まわりは敵だらけ!?」と思ったら読む本
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生き方・教養
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1 「他人が怖い」という意識があると

『なぜか「まわりは敵だらけ!?」と思ったら読む本』
[著]石原加受子 [発行]すばる舎


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▼▼▼心温かい人に気後れしてしまう

 かねてから私は不思議に思っていたことがありました。それは、心の根底に「人は私を傷つける。だから怖い」という意識を抱いて怯えている人たちは、どうしてわざわざ怖い人に近づいていくのかという疑問です。

 他者が怖いのであれば、もっと優しい人や心温かい人に近づいていけばいいのに、と思うのにそうしません。

 もちろん、優しい人や心温かい人と接するチャンスはあるし、話をすることもできます。けれども、相手に対して怖いという意識を抱いている人は、私の目には、彼ら自身が、優しい人や心温かい人を自ら避けているように映ります。

 そんな気持ちが理解できないわけではありません。

 暗い部屋に長時間いて目が暗さに慣れている状態で、いきなり明るい戸外に出ると、日の光が眩しくて、目を開けていられません。それと同じように、心が沈んでいると、心が明るい人、心温かい人であっても、そういう人たちの側にいると、気後れしてしまう。そんな気分になるものです。

▼▼▼相手の優しさが感じ取れない

 相手の心の中を探ろうとすれば、「相手は、私をどう思っているだろうか」と気になるでしょう。

 つい人と自分を比較する人であれば、相手の人柄や幸せそうに見える環境を妬ましく思うかもしれません。自分に自信がなければ、相手と自分の違いばかりが目について、相手を眩しく感じたり、引け目を感じてしまうでしょう。

 そんな思いをするよりも、やっぱり、自分の心に近い人のところにいたほうが安心します。だから、他者に対して怖いという気持ちを抱いている人が、優しい人や心温かい人を、まるで「水と油」のように、混じり合わないように感じてしまうのは理解できます。

 仮に優しくされてもその優しさが信じられないし、温かく接してくれても斜に構えたりして、素直に相手のそんな心を受け取ることができません。人によっては、相手の優しさや心温かさを、自分の心で感じ取れないほど恐れている人も少なくありません。

 社会や他者に対して「敵だ」という意識に囚われている人は、「敵」だから、戦って相手を打ち負かし、勝たなければならないと思っています。

 ただし、「人を敵だ」と思っているのは、攻撃的な人、暴力的な人だけではありません。他者を恐れている人や怯えている人も、根底に「人は敵だ」と思っている意識を抱いているという点については同じです。

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