▼▼▼「戦いから降りる」ことを知ろう
一般的な社会生活の中にあっては、被害者と加害者との境界も曖昧です。他者に勝とうとする人も、他者が怖いと怯えている人や警戒している人も、結局は、「人と戦っている」ことには変わりありません。
戦っている大半の人が、「自分の負けたところ」を拾っては悔しがります。「私は正しい。相手が悪い」という思いを抱きながら戦います。
そういう意味では、被害者はいても加害者はいない。正しい人がいても間違った人がいない。人々の意識の中では、被害者と正しい人しかいないのに、争いが絶えない。これが日常生活における戦いなのではないでしょうか。