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女子のトリセツ
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生き方・教養
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『女子のトリセツ』
[著]美藤いづみ [発行]すばる舎


読了目安時間:6分
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 女同士って、楽しいものです。だって、恋の話から便秘の話までなんだって同性ならではのガールズトークができるんですから!


 ま、男性には言えない本音(つまり男性の前で言ったら嫌われるであろうこと)を、女同士で繰り広げるわけで、(本書でもその一部を繰り広げるわけですが!)どんな内容なのか? を男性が知ったら、卒倒もしくは失神しそうになるほど、奥深く(どんな雑誌や映画よりも)かなりリアル! だったりします。


 しかし、女性同士が絶対にいいというわけでもなく、女友達とはいえ、時と場合、また相手によっては、「ムカッ」もしくは、「イラッ」とすることもあります。


 たとえば……、女友達と参加した合コン。


 合コンは、出会いの場。しかしながら、楽しく飲むための場でもあります。だからこそ、主格の「モテる」もしくは「話が面白い」人のそばに座れないと、2時間の合コンを楽しく過ごすことができない。そうなると、イマイチ盛り上がることができず2次会はフェードアウトしがち。


 だから、誰の隣に座るのか? が重要。つまり、大人版の「イス取りゲーム」に近い感覚! まさに、合コンはある意味、弱肉強食の世界。気の弱い女子は生き残れなかったりするものです。


 合コンの途中で幹事さんが、

「じゃ、女性だけ席がえしてください!」


 と言っているのに、

「私、面倒くさいから席このままでいいわ!」 と、もっともらしい言い訳をして、良い席を得た友達はなかなか動かない。


 この言動に「ちょっと、気を使ってよ!」と、「イラッ」とする。

「私、電話してくるから、この席でいい!」


 なんて言われたときには、「ムカッ」とする前に、

「アタシも、電話したいから、その席でいい!」


 と、対抗するくらいの意気込みは女同士では必要だったりします。


 どんなに仲のいい友達だとしても「獲物」を確保するとなったら、友情はどこかへ消えてゆく女同士……。

  また、女同士でよくあるこんな会話。

「○○ちゃんのところ、破局しちゃうかもなんだって!」

「えーっ、ウソ! ホント? 心配……」


 と、言いながらも「他人の不幸話」を話題にする彼女の瞳は意外にもキラキラ輝いている……。


 そう、希望! に輝いているのです。


 この希望とは「絶対、復縁してもらいたいっ!」なんてハッピーなことではなく、「別れたら、面白いのにぃ~」という希望。まして、お金持ちと結婚して何不自由ない生活を送っていて、あれこれ自慢する女友達、「また、誘われちゃったのぉ!」と、自分がモテることをアピールしまくる女友達、こんな彼女たちの危機を知った途端、

「大丈夫かなぁ?」と言いつつも、

「いい気味だわ」


 と胸を躍らす。そして、確実に自分は幸福である! と自覚し、その幸せを噛みしめ、今日も邁進(まいしん)! する。女性にはこういう心理があるものです。


 「うわぁーっ、コワイ!」


 って、思っているかもしれませんが、誰にでもこういう気持ちは少なからずあるのではないのでしょうか。


 思い返せば、そう、小学生の頃。


 テストの答案を返され、チラッと隣の子の点数を見て自分より点数が低いと、非常に安心したもの。自分より不幸な人が確実にいる! というこのなんともいえない安堵感! 決して人には言わない本音を、ひたむきに隠しながらみな生きてきたような気がします。


 しかし、これが、女社会となると微妙……。話す相手を間違えれば、白い目で見られたり、後ろ指を指されたりと、いろんなことがあります。


 オフィスでは、相手を傷つけないために、思ってもいないことを言ったり、また、思っていることや、感じていることを素直に言えないこともあります。

「あぁーーーっ、私ったら、会話を弾ませたいがためにまた、痩せたんじゃないですか? なんて、ウソついちゃったよぉ!」


 と、思うこともあります。それだけではなく、目の前にいる人のことをあまりきれいではない! と思っているにもかかわらず、

「お肌がとてもきれいですね!」


 なんて、言ってしまう。ウソまで言って、あぁーっ、私はなんてコワイ女なんだろう! と、冷静に思い悩んだこともあります。


 しかし!


 これは、悩んでも仕方のないことで、他人に向かって「ブス」なんて言ってはいけない! という単純な理屈ではなく、女社会の目に見えないルールであり、守らなければいけないルールだ! と思うことで、心が解放された私です。


 大人になれば社会人としてある程度のマナーを身につけます。しかし、女社会では、身につけたマナーだけでは生き抜くことは難しいもの。フォークとナイフの使い方より重要なのは、上司と部下の使い方というように。


 マナーとは、他人への思いやりの基本と言いますが、結局のところ「自分が恥じないためのもの」であって、人とのコミュニケーションや仕事を円滑にこなす要素はあまりないもの。だから、どんなにマナーを学んだとしても、人と関わる以上、どんな本にもなく、応用事例もないクレイジーな問題にぶち当たります。


 そんな問題が一番多いのは、実のところ女同士です。これは、人間性や価値観が問われることであって、マナーやら常識だけでどうにかなるものではない、と思います。


 そんなとき、本書を参考にしてもらいたいと思います。


 この本は、女同士でありがちな状況や場面で、未だ明確にされていないであろう対処法などを極私的に解説したものです。


 読み進めることで、「あー、私もコワイ女かも!」と思うかもしれません。


 しかし、ここでこそ、気づけばいいんです。

「あっ、そういえば、○○なところ、私も気をつけよう」

「あっ、こういうことね!」


 という具合に、です。


 女同士のことで、どのようにすれば、仕事あるいはプライベートが上手くいくのか? がわかると思います。


 また、「周りの女性がみんな信じられなくなりそう……」と思ってしまうかもしれません。しかし、本当に信頼関係が築けている人なら、あなたを裏切るようなことはしないはずです。


 私たちはときに感情的になり、無意識に相手を傷つけてしまうことも、自分の価値観に合わせて友達の良し悪しを判断してしまうこともあります。


 だからこそ、自分も相手を本当に大切にしているのか? たまに、見つめなおすことが必要だと思います。


 そんな意味も踏まえながら、読んでもらえたら嬉しい限りです。


 それでは! 女社会を上手く生き抜くための「秘密」を公開していきましょう。


 どうぞ、気楽にこっそりお楽しみください!


 2011年5月吉日

美藤いづみ
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