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女子のトリセツ
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生き方・教養
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先に、明るくものを言わせない挨拶をする

『女子のトリセツ』
[著]美藤いづみ [発行]すばる舎


読了目安時間:6分
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◆厄介女とは一定の距離感を保つ


 クセのある女上司に嫌われたり目をつけられたら困る……。これは、誰もが思うことです。

「手ごわい女」=「厄介な女」ですからね。そんな相手に対する心持ちの基本、それは――。

「好きになってくれなくていいから、嫌いにならないで!」


 コレです。これが最適!


 具体的にどうすればいいのか? というと相手のペースに巻き込まれるのではなく、あなたが相手を自分のペースに持っていくことです。


 それも朝イチ。あなたの今日の運勢を「幸運」にするために、挨拶で勝負です!


 なぜ、挨拶なのかといえば、朝一番の何かで(手っ取り早いところで、挨拶ですね)、その日1日の自分の気分が相手の機嫌によって左右される確率が高いからです。

「おはようございます」

「………」


 よくあるのが、朝っぱらから無視。


 この瞬間から、あなたの今日の運勢「不幸」がはじまるのかもしれません。彼女に何があったか知りませんが、挨拶くらいちゃんとしてほしいもの。こちらが挨拶しなければ、文句を言われる。かといって、挨拶すれば機嫌次第で無視。どうなのでしょうか? この訳のわからない女の負のスパイラル。


 しかし、こんな些細なことであなたの1日を不機嫌に過ごすのは、もったいないことです。


 こんな相手には、ちっちゃなティアラをそっと心の中でかぶせてあげましょう。

「ミス・厄介者」。こんな文字とともに。

◆標的に容赦なく食いかかる女


 仕事で百貨店に行ったときのことです。


 百貨店には「教育担当」という方がいます。それを細分化して「挨拶リーダー」やら、いろんな役をもった女性が目を皿のようにして売り場を巡視しています。そんな中で、見事に目をつけられるのがいつも私……。


 以前、朝の挨拶の後いきなり、

「そう、あなた髪を染めてきて!」


 と、唐突に百貨店のマネージャーに言われたことがあります。


 黒髪ではありませんが、そんなに茶髪でもないのです。しかも、私より茶髪の人はごまんといるのに「なんで私なの?」という感じ。


 しかも、たった3日間のイベントのために髪の色を変えるなんて冗談じゃないよ! 女子校か? と、思った私は、自ら話をしに行きました。すると、

「うちの店の戦略だから」


 と、そっけなく言われて、思わずこう言ってしまいました。

「黒髪にして、どこの百貨店が前年比100%超えたんですか?」と。


 さぞかしマネージャーもカチンときたでしょうけれど、私もカチンときました。


 結局、髪は染めなくてもいいようになったものの、それ以来どうなったのか? というと、恐るべし集中攻撃です。自ら標的になって、泥沼に飛び込んだ私。


 みんなと同じように

「おはようございます」


 と言っても、私の場合だけ無視されたり、

「挨拶の前にすることあるんじゃないの?」


 と言われる始末……。


 しかし、いつまでも「標的」でなんていられない。凹んでいる場合でもないのです。こんな理不尽な対応に! まして、黙っていれば、珍獣はどんどん猛威を振るう危険性もあります。


 気にくわない女は潰す……。出すぎた釘はバンバン打つ。ちょっとやそっとじゃ満足できない。


 もっとだー! もっと! そう、油田のように湧くドロドロした女の底意地の悪さ! まさに「無意識の楽園」。

◆下手に出て心を奪え!


 こんな手ごわい相手をどうやって味方につけるのか? いや、味方にしたのか?


 私の体験をお話ししましょう。

「おはようございます!」で散々無視をされた私は、この挨拶を変えました。


 開口一番、自分が何をどうやって切り出すのか? で相手の反応も違ってきます。そこで、私は、 マネージャーにこう挨拶しました。

「マネージャー、先日はすいませんでした」


 すると、どうでしょう!

「私だって、ホントは怒りたくなんてないのよ」


 だって!


 当の本人は「あなたが私を怒らせるようなことをした。私は被害者」と思っていても、怒られている私からすると「理不尽な危害」をもたらす加害者でしかない。

「私は悪くない。悪いのは相手」と、互いに屁理屈をこねたところで先には進まず。結局怒っている人に対しては、むやみに抵抗しないことが肝要。


 だから逆に、好感度をバーン! とぶつけることです(良い印象を与えること。基本は、冒頭に書きましたが「好きになってくれなくていいから、嫌いにならないで!」ですから)。


 つまり、下から入って上に持っていく(自分のペースに持っていく)。

「マネージャー、先日はすいませんでした」

「私だって、ホントは怒りたくなんてないのよ」

「本当に、すいませんでした。今日はがんばりますね! ところでマネージャー、化粧品何を使っていますか? お肌きれいですよね?」

「あら、そう? 最近、寝不足なのよぉ~」


 などと、プライベートに一歩踏み込み距離を縮める。


 そして、次の日。


 元気よく(若干、バカっぽく大きな声で)、

「マネージャー、おはようございまぁーす!」


 なんて言うと、

「はい、おはようございます。しかし、あなたは元気ね。本当なら、髪の毛をちゃんと結わいてほしいところだけど……」

「今日、ゴム持ってないんです……」

「明日からでいいわ」


 ミスもスルー!


 ま・さ・に、作戦成功です。


 先に、ものを言わせないために明るく! 自分から挨拶をすること。これが、手ごわい相手を味方につけるひとつの方法です。

◆どうにもならない部下にもフル活用!


 さて、今の若い世代の女性は「ゆとり教育」育ち。また、「個性を生かす教育」みたいな意味のわからないブームゆえ、滅多なことで子どもを叱っては先生の後味が悪いのか? 叱られることより褒められまくって育った傾向があります。


 だから、こちらが注意をすることでふてくされることもしばしば……(上司としてはかなり扱いにくいでしょう)。


 また、周囲から手厚い保護を受けて育ったため、「ぼーっ」としている子どもがそのまま「ぼーっ」としている大人に成長してしまった! というケースもあると思います(気が利かない、もしくは、機転が利かないなど)。


 だから、上司からしてみれば、やる気があるのかないのか? 常に、微妙……。本人としては、ギアは、いつでもニュートラルで、何も考えていないのかもしれません。


 こんな部下にも、好感度をバーンとぶつける挨拶をすることです。

「○○さん、おはよう!」 (←相手の名前を呼ぶこと)


 もしくは、

「○○さん、おはよう! 昨日は、大丈夫だった?」


 と、こちらが気を利かせて業務の進捗の具合を聞くことです。


 そして、何かをお願いするときも、

「あー、これやっておいて!」


 ではなく、

「いつも、がんばってくれてありがとね!」


 と、まず褒めて相手をその気にさせ、

「また、お願いがあるんだけどいいかな?」


 と、申し訳なさそうに下から入ります。すると、

「いいですよ」


 と、スムーズに仕事が進みます。


 面倒くさーっ! と思うかもしれませんが、あなたの仕事が今よりも円滑になる賢いワザです。手ごわい女性はこうやって自分のペースに巻き込み、味方につけてくださいね。

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