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取り戻せ、日本を。
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政治・社会
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まえがき

『取り戻せ、日本を。』
[著]渡部昇一 [発行]PHP研究所


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 三年三カ月の長きにわたって、日本を覆っていた黒い闇が晴れました。ようやく、この国の将来に一筋の光明(こうみよう)が差したのです。光の只中にいるのは、安倍晋三・内閣総理大臣です。

 あたかも外国が支配していたかのような、売国的な政治が終わり、「日本を、取り戻す。」と政権公約した安倍総裁率いる自由民主党が、再び政権の座に就きました。民主党は、このたびの総選挙で壊滅的な敗北を遂げました。わが国にとって、なによりの慶事と言えるでしょう。

 しかしながら、手放しで喜ぶのは、まだ少し早いのかもしれません。残念ながら、日本を取り巻く内外の環境は、依然として厳しいからです。今年に入っても、元日の朝から、尖閣諸島沖の、日本の接続水域に中国船が入域し、遊弋(ゆうよく)しています。

 わが国は、いまなお国難にあります、正直に申し上げれば、かつて安倍総理が退陣に追い込まれた五年四カ月前と比較して、日本の状況は、むしろ悪化しています。

 にもかかわらず、日本の有権者は、かつて突然、重病のため自ら辞任した政治家を再登板させました。安倍総理には、その意味を()みしめてほしいのです。

 もちろん悪いのは、これまで政権を担ってきた民主党です。日米同盟を弱体化させ、朝鮮半島や中国大陸におもねった民主党政権の責任です。

 ですが第一次安倍政権が、そして、続く福田康夫政権や麻生太郎政権がきちんとしていれば、民主党への政権交代など起きなかったのではないでしょうか。

 だからこそ、責任を痛感し、改めて、国民の期待と信託に(こた)えてほしいのです。

 再び政権の座に就いた自民党の安倍総理が果たすべき課題とは何か。安倍内閣を待ち受ける試練とは何か。

 それらを、若い読者にもわかりやすく書いたのが、本書です。昨年十二月の総選挙で初めて安倍さんのことを知ったし、論壇誌など読んだこともない――そうした若い世代の方々にも、ご理解いただけるよう努めたつもりです。

 なお、本書は基本的に書き下ろしですが、月刊誌『正論』平成二十五年二月号掲載の拙稿「諸悪の根源『戦前暗黒史観』との決別」と、月刊誌『Voice』平成二十五年一月号掲載の拙稿「歴史が教える『脱原発』の愚かさ」を、それぞれ加筆・修正のうえ、再構成して掲載したことをお断りさせていただきます。

 今回も、PHP研究所書籍第一部の白石泰稔編集長に企画・担当いただきました。厚く御礼申し上げます。


 平成二十五年一月
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