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取り戻せ、日本を。
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政治・社会
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第二章 日本人の、日本人による、日本人のための政治を

『取り戻せ、日本を。』
[著]渡部昇一 [発行]PHP研究所


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もう一つの「3・11」を忘れるな


 昨年十二月の総選挙において、まさしく文字どおり、安倍総裁を顔とした自民党は「政権公約」パンフレットの表紙に「日本を、取り戻す。」とのコピーを掲げました。
「日本を、取り戻す。」というのはいったい、どういう意味なのでしょうか。もちろん、さまざまな受け止め方や解釈があるでしょう。

 おそらく安倍総裁自身やコピーを発案した党の関係者らは、「頑張れば(むく)われる日本を、取り戻す」「日本の強さ、日本のよさを、取り戻す」というくらいの意味で使ったのでしょう。それを承知のうえで、あえて深読みさせていただけば、外国に、なかでも中国と韓国に占領されたかのような民主党政権から日本を取り戻す――という意味にもとれたのではないでしょうか。

 少しトゲのある言い方をしましょう。先の総選挙で民主党が大敗する以前、日本の政治は中国と韓国の強い影響下にありました。改めて振り返ってみましょう。

 なんといっても思い出すのは、平成二十三年三月十一日の出来事です。もちろん、あの日は、日本人にとって忘れることのできない「東日本大震災」が発災した日です。

 その直前、三月四日の参議院予算委員会で、自民党の西田昌司参議院議員が、前原誠司外務大臣(当時)に対する京都市内の在日外国人からの違法な政治献金を追及、前原代議士の議員辞職を要求しました。その翌々日の三月六日、前原大臣は外務省で記者会見し、外相を辞任表明しました。ちなみに右の献金者は韓国籍の女性でした。前原さんは、その後も、外国人からの献金疑惑が指弾されています。

 現職の外相が辞任に追い込まれるという重大な政治スキャンダルに揺れていた日本を、さらなる騒動が襲います。

 当時、総理であった菅直人代議士への外国人(在日韓国人)献金問題が浮上したのです。菅さんは、民主党代表代行時代や、民主党への政権交代後に副総理(兼国家戦略担当大臣)を務めていた時期にも献金を受け取っていました。

 ちょうど国会で、現職総理の菅さんが厳しい追及にさらされていた最中、あの東日本大震災が発災したわけです。震災と同じように、あの日の国会での質疑は、われわれ日本人の記憶に深く刻まれるべきではないでしょうか。

 念のために付言すれば、いわゆる「在日」を含む外国人からの政治献金は違法です。政治資金規正法は、外国人や外国法人から政治活動に関する寄付を受けてはならないと定めており、故意にこの規定に反して寄付を受けた場合には、罰則の定めがあります。

 この刑罰に処せられた場合は、公民権停止の対象になります。仮に公民権停止となれば、総理の資格を失います。なぜなら、総理大臣は国会議員でなければならないからです(憲法第六十七条)。この問題は、それほど重大な違法行為なのです。

近くて深い「民主党と朝鮮半島」の関係


 菅さんと朝鮮半島との深い関係は、韓国だけではありません。事実、その後も、日本人拉致事件容疑者親族の政治団体への献金問題が浮上しました。ハイジャック事件を起こした「よど号グループ」の元リーダー田宮高麿と、拉致(結婚目的誘拐)実行の容疑で国際手配を受けている森順子(よりこ)夫妻の長男が所属する政治団体から派生した「政権交代をめざす市民の会」に対して、菅さんの資金管理団体「草志会」が政治献金を行なっていたことが明らかになりました。菅さんも「党の活動の連携支援のためだった」などと、献金の事実は認めています。

 報道されたように、この問題では、鳩山由紀夫さん(元総理)の資金管理団体「友愛政経懇話会」からも、一〇〇〇万円の献金が行なわれていたことが、政治資金収支報告書から明らかになっています。
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