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なぜ飼い犬に手をかまれるのか
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渡り鳥ユリカモメ

『なぜ飼い犬に手をかまれるのか』
[著]日高敏隆 [発行]PHP研究所


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 渡り鳥たちの記憶

 そろそろユリカモメたちが日本を離れる季節である。

 去年の秋、日本にやってきて冬を越したユリカモメは、四月末から五月にかけて北へ向けて飛び立ち、繁殖地であるカムチャツカに渡る。そしてそこの集団営巣地で一つがいあたり平均三個の卵を産んで、ひなを育てあげ、十月には若鳥ともども日本へ向けて旅立つのである。

 万葉の時代以来、都鳥として日本人に親しまれてきたユリカモメは、カムチャツカと日本を往復する渡り鳥なのだ。

 カムチャツカの営巣地と越冬地の日本で足輪をつける調査の結果、カムチャツカのいくつかの営巣地で育った若鳥はみな日本のどこかへやってきて冬を越すことがわかった。
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