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[新訳]孫子
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生き方・教養
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第10篇 地形

『[新訳]孫子』
[訳]兵頭二十八 [発行]PHP研究所


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孫子いわく

 部隊指揮官が気をつけなければならぬ戦場地形は、およそ以下の6種類に分けて覚えます。


 まず、(われ)がそこに行くことが容易であるし、敵もそこに来ることが容易にできる、という土地であります。

 このような戦場では、(われ)は、少し高くて陽あたりの良いところへ先に占位しておき、糧道を遮断されぬように注意しながら、敵と戦うべきであります。

兵頭いわく

 この「地形」ぜんたいが、他のと比べて格調が劣ります。反論可能な話ばかりが多くて、深みがないのです。

 もともとの孫子兵法にフィールド・マニュアル的な要素が少なかったために、諸侯からハウ・ツー式な知識を求められた遊説家が、勝手に『孫子』として付け足しているのではないか? そんなふうにも疑わざるを得ません。

 銀雀山の漢代の墓から1972年に出土した竹簡の『孫子』に、この「地形」だけが見当たらぬことも、このような疑いを補強するものです。

 このの抄訳にあたっては、文章をならべかえています。


 つぎに、(われ)がそこに行くことは可能であるが、車輛がひっかかるような地物(ちぶつ)・植生等のために、そこから戻ってくることに時間がかかってしまう、そのような土地があります。
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