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世界の常識vs日本のことわざ
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雑学
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はじめに

『世界の常識vs日本のことわざ』
[著]布施克彦 [発行]PHP研究所


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 日本人の行為や行動は、外国の人たちからどう思われているのか。グローバル時代を生きるにあたり、とても気になるところだ。

 外国語を身につけて、外国人とのコミュニケーションを密にしても、相手の心の中まではなかなか見通せない。世界は広く、人びとの価値観も多様なので、日本人に対する見方も多様であるにちがいない。

 私たち日本人の目に外国人の行動がときたま奇異に映るように、日本人の行為が外国人から変だと思われることもあると思う。ごく自然にふるまったつもりが、外国人には違和感をもって受け取られるのだ。
「日本の常識は世界の非常識」という言葉がある。たしかにそのような事実があるいっぽうで、日本の常識が世界の常識、という場合もあるはずだ。世界の常識が日本の非常識、ということだってあるだろう。

 どのような場合が、それぞれに当てはまるのか。だれでも知っている日本のことわざを手がかりに、一つひとつ考えてみようというのが本書の趣旨である。

 物事の判断や行動の指針として、ことわざは日本人の生活に根づいている。日常会話のなかで、私たちはことわざをひんぱんに引用する。ことわざは日本人の常識と言ってもよい。

 こうしたことわざの教える行為を、外国とのつきあいのなかで実践するとどうなるのか。それは外国でも通用するのか。あるいは、違和感をもって受け取られるのか。国や地域によって、受けとめ方が違うこともあるだろう。

 ことわざは、世界各国どこにでもある。どこに住む人たちにとっても、その土地のことわざが生活に根づいている点は、日本とさして変わらない。世界のことわざも、それが通用する地域に住む人たちにとっては常識と言える。

 だから、世界のことわざと日本のことわざをくらべることで、世界と日本のあいだの常識度の相違が見えてくる。たとえば、日本では「石の上にも三年」と言うが、A国では「石の上にも五年」かもしれない。B国では、石の上は熱くて座れないかもしれない。

 本書では、日本の代表的なことわざを、外国に理解されるものとされないものとに大別する。さらには世界各地での理解度の違いや、グローバル化とともに理解度が変化しているものへの分類を行う。それらを通して、内外における常識、非常識の差異や、世界各地における思考様式、行動様式の特徴を浮き彫りにしたいと思う。

 本書の試みが、読者のグローバル化対応への一つの参考となれば、うれしいかぎりである。
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