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47 「雨降って地ゆるむ」が正しい

『世界の常識vs日本のことわざ』
[著]布施克彦 [発行]PHP研究所


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雨降って地固まる


 この言葉は、雨天の日に行われる祝宴のスピーチなどでよく使われてきたが、これからはあまり使わないほうがよいかもしれない。最近の気象変化を見ていると、雨が降って地面が固まるという感覚が得にくくなっている。いわゆる「ゲリラ豪雨」が目立つようになり、「雨降って地ゆるむ」と言ったほうが適切に思えるほどだ。

 降雨、イコール、地滑りや土砂崩れ、というイメージが強くなれば、このことわざの有効性は薄れる。

 各地でばらつきはあるが、日本の平均降水量は年間一五〇〇〜二〇〇〇ミリ前後だ。大雨によって大災害が引き起こされることもあるが、雨は生活や産業に必要なものだ。
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